GENELEC Mシリーズ

〜失敗しないDTM・DAWの宅録スピーカー選び〜

GENELEC スタジオモニター Mシリーズ

アクティブ・2ウェイ・モニタースピーカー

Genelec『Mシリーズ』

もともとGENELEC(ジェネレック)の定番となっているスタジオモニターは、サイズが小さいので、それほど設置場所を気にする必要がないのが売りであり特徴ですが、2013年04月に登場した『Mシリーズ』は自宅スタジオやプライベート環境での使用を目的に開発されたアクティブ・2ウェイ・モニタースピーカーです。

さまざまな部屋で使われることを想定して、モニターを設置する環境に合わせて、音質を調整することのできる「ルーム・レスポンス・コントロール」を搭載しているので、最適なモニタリング環境を簡単に作ることができるのも、大きな魅力のひとつのDTM用のスピーカーとしても最適なスタジオモニターです。

ラインナップは『M030』と『M040』

GENELECが「ミュージック・クリエーション・モデル」と位置づけた『Mシリーズ』の2014年時点でのラインナップは『M030』と『M040』で、「MIPA2014 最優秀スタジオモニター」に選ばれています。

DTM用のモニターを探している方は高評価の人気定番モデル『GELENEC 8030』と同じくらいの大きさの『M030』に注目している方は多いのではないでしょうか?

販売価格は『M030』は『8030BPM』よりは安いですが、それでもペアで10万円をオーバーするので少々高めに感じるかもしれません。

しかし、フェッショナルの世界でも定評のある「GENELECサウンド」を小規模の自宅スタジオに導入したい方などには最適なスタジオモニターだと思います。

すでにGENELEC『Mシリーズ』は第29回『TEC Awards 2014』の「スタジオ・モニター・テクノロジー」の受賞や、『MIPAアワード2014』の「スタジオモニター部門」の最優秀を受賞するなど、高い評価を得ているのもポイントです。

価格と折り合いさえつけばオススメ

Genelec『M030』

せっかく良いモニターを購入しても、出せる音の大きさや設置場所の問題などで、スピーカーの持つ性能を活かせない方が、かなり多くいると思います。

その点では、この『Mシリーズ』は制限のある制作環境や、省スペースのプライベート音楽制作スタジオなどでの使用がコンセプトのモニターということや、GENELECで評価されたスピーカでハズレははないので、価格と折り合いさえつけば、安心して導入することができると思います。

 

2014年03月時点では『M030』と『M040』の両モデルともに日本国内では品薄な感じがします。一台一台手作りなのが原因なのかは分かりませんが、詳細スペックや価格情報については「GENELEC Mシリーズの詳細スペック&価格情報」で確認して下さい。


 

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GENELEC Mシリーズ | DTM・DAWスタジオ・モニターの比較(公開日:2014年03月10日/更新日:2017年05月10日)

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