低価格スタジオ・マイクの定番

〜DTM・DAWの宅録ボーカル・マイクロフォン〜

ダイナミックマイクにしてもコンデンサーマイクにしても、かなりの数の製品が発売されていますが、ボーカル録音で1〜3万円くらいの価格帯のマイクだと定番と呼ばれているマイクは、それほど多くはありません。

ここでは低価格で手に入れることのできる定番のダイナミックマイクとコンデンサーマイクを中心に紹介しますが、低価格とは言ってもかなりの高音質なのでボーカル録音時のノイズ軽減ツールと組み合わせて使うことにより宅録の力強い戦力になってくれると思います。

 

宅録用のコンデンサーマイクに関しては、サイト公開時はRODEの一人勝ち状態でしたが、この分野も価格破壊が進みました。

AKGやAudio-Technicaもハイコストパフォーマンスのコンデンサーマイクを販売しているため、宅録スタジオでマイクをセレクトする際の選択肢が非常に増えました。

DTM宅録マイクの定番

SHURE『SM58』

SHURE『SM58』

SHURE(シュアー)の『SM58』はロングセラーを続けるボーカル用の定番のダイナミックマイクです。

この『SM58』は至るところで、定番と呼ばれているダイナミックマイクなので、アマチュアの方で自宅録音している方でも、音質を意識して購入する最初のマイクではないでしょうか。

練習スタジオなどでも、SHUREの『SM58』は良く置かれているマイクなので「実際に使用したことがある」という人もいると思いますが、使っているカラオケ用の安価マイクを、このダイナミックマイク『SM58』に変えるだけでも「音の抜けの良さ」をはじめとする音質の違いはすぐに分かると思います。


 

AKG『C214』『C3000』

AKG『C214』

ナチュラルな音質が特徴のレコーディング・スタジオでもよく見かけるAKGの定番のコンデンサーマイク『C414』を、単一指向性専用にしたモデルが『C214』です。

ボーカルやアコースティック・ギターの録音だけでなく、『C214』は、さまざまな楽器に使用することができます。

実際に聴き比べると『C414』とは『C214』の音質は違い、同じ音ではありませんが、販売価格を考えると、一昔前では考えられない優れたマイクです。

コストパフォーマンスが優れているとはいえ『C214』は販売価格が3万円前後ですので、AKGにこだわるのであれば、エントリーユーザーには定番の『C3000B』の後継モデル『C3000』のほうが良いのかもしれません。

個人的に『C3000B』は、あまり好みではありませんでしたが、やはり宅録での定番コンデンサーマイクでしたので、フィットする人にはフィットすると思います。

ただ予算がある人には、長い目で見たときに『C214』をオススメします。


 

RODE『NT1-A』『NT2-A』

RODE『NT2-A』

世界に認められたスタジオ用コンデンサーマイクのRODEの『NT2-A』と世界中でベストセラーを記録した『NT1-A』は、低価格コンデンサーマイクであると同時に、同価格帯での定番のコンデンサーマイクです。

音響業界のアカデミー賞にあたる2005年度の『mipa award』の「Studio Microphone」部門を受賞した『NT2-A』は指向性、PAD、ローカットを3段階で切り替えが可能で、音質は滑らかで暖かいです。

RODE『NT1-A』はノイズが少ないクリアーなボーカルを録音することができ、アコースティック楽器の録音にも最適なコンデンサーマイクです。

一昔前は、この価格帯ではありえないコストパフォーマンスに優れたコンデンサーマイクでしたが、この分野も価格破壊が進みAKGやAudio-Technicaもハイコストパフォーマンスのコンデンサーマイクを販売しているため当時ほどのインパクトはなくなりました。


 

Audio-Technica『AT4000シリーズ』

Audio-Technica『AT4033CL』

Audio-Technicaのコンデンサーマイクで絶対的オススメの定番は、世界中の著名エンジニアが愛用している『AT4050』です。

ただ、スタンダードモデル『AT4040』も、指向性は単一指向性のみですが、録音後の音は非常に使いやすい良いマイクです。『AT4050』の半値で購入できることを考えればオススメです。

また、1991年発売のコンデンサーマイクの名器『AT4033』の復刻版の『AT4033CL』も価格も落ち着いているのでチェックする勝ちがあると思います。


 

Audio-Technica『AT2000シリーズ』

Audio-Technica『AT2020』

ハイコストパフォーマンスを実現したAudio-Technicaコンデンサーマイク『AT2000シリーズ』は、もしかすると、このサイトへの訪問者の大本命かもしれません。

コンデンサーマイクの買い替えを検討している人には『AT4000シリーズ』をオススメしますが、はじめてのコンデンサーマイクを検討している人は『AT2020』『AT2035』『AT2050』で良いと思います。

DAWでのミキシングを考えると、Audio-Technicaのコンデンサーマイクは、音質にクセがないので非常に使いやすいです。


 

Sennheiser『Mk4』

Sennheiser『Mk4』

高額マイクを抑えて『Mipa Award 2011』のスタジオ・マイクロフォン部門の最優秀賞を受賞したSennheiser(ゼンハイザー)の『Mk4』は4万円前後という低価格も魅力のコンデンサーマイクです。

ハイエンド・ボーカル・マイク『e965』の音響特性を元に開発された『Mk4』はボーカルはもちろんのこと、その他のさまざまな楽器のレコーディングに使用することができます。

また、レコーディング・スタジオだけでなく、ライブ録音などの録音環境に使うことができます。


 


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低価格スタジオマイクの定番 | DTM・DAW宅録ボーカル(更新日:2016年07月26日)

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