GENELEC 8020

〜失敗しないDTM・DAWの宅録スピーカー選び〜

GENELEC 8020の特徴

<2017年 追記>
人気モデル「8020C」と「8030B」をマイナーチェンジした「8020D」「8030C」が2017年05月より発売されます。

このページは旧モデルの記事になります。

8020Aから8020Bへマイナーチェンジ

Genelec『8020B』01

人気モデル『8030A』をさらに小型化した『8000 シリーズ』では最小サイズとなる『8020A』は豊かな低音と定位感の良さなど、ニアフィールド・スピーカーとして満足できる特性を実現しているDTM・DAW環境に最適な2ウェイ・モニター・スピーカーです。

シリーズ共通のオリジナル Iso-Pod も装備されていますので、振動遮断や角度調整に有効です。

その『8020A』に若干のマイナーチェンジが2009年に実施されたモデルが『Genelec 8020B』です。

 

<2014年 追記>
現行モデルは2013年03月にマイナーチェンジした『Genelec 8020CPM』で、ISS(Intelligent Signal Sensing)という省電力機能が『8020CPM』では追加されました。音質に関わる部分と外観の変更はありません。尚、このページは『Genelec 8020B』が発売されていたときに作成したものです。

 

音質に関わる部分に変更はなし

この『8020B』へのマイナーチェンジで音質に関わる部分に変更はなく、省エネなどに配慮した仕様と操作性などが向上しています。

主な変更点はボリュームノブと一体になっていた電源スイッチが『8020B』では分離されて本体の背面に独立して取付けられたことと、背面に付いていた旧型のサブウーファーなどへ音声信号を出力するための端子であった「XLR出力端子」がなくなったことです。

定位も良く、奥行きも分かる

Genelec『8020B』画像02

サイズは小さいですが、ワンサイズ上のモニタースピーカーと比較しても、けして引けを取らない音質をGenelec『8020B』は実現しています。

まず宅録スタジオには充分な音量感と豊かな低音をスピーカーから聴くことができ、このサイズの小さなスピーカーにありがちな「ボワッとして低域が見えない」というようなことも『8020B』はありません。

そして定位も非常に良いスピーカーで、音の奥行きも分かり、エフェクト処理による音の変化も聴き取ることができます。

そのため、自宅でのミックスダウン作業もヘッドフォンと『8020B』を併用することにより充分に対応することができると思います。

また制作用のスタジオモニターとしてだけでなく、リスニング用のスピーカーとしても『8020B』はなかなか良いスピーカーです。

GENELEC 8020のセレクトポイント

設置場所をそれほど気にする必要とせず、小さな宅録スタジオで使いやすいモニターなので、DTM・DAWベースの音楽制作をしていて「スピーカーの置き場所がなくて、しっかりとしたスタジオモニターを設置することができなかった方」などにGENELEC『8020』はオススメです。

標準カラー・バリエーションはブラックの他に、シルバー、ホワイトや限定のリアルブラック・バージョンも『8020B』のときはあり、好みのカラーを選ぶこともできましたが、現行モデルは『8020CPM』ではMatte Black(マット・ブラック)のみとなっています。


 

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GENELEC 8020B | DTM向きの小型スタジオ・モニター(更新日:2017年05月10日)

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