Studio Oneシリーズ
ヴォルフガング・クンドゥルスを中心にドイツのプログラマーたちが先進的なテクノロジーとモダンコードのみを用いて作られたのDAWソフトがPreSonus(プリソーナス)の『Studio One』です。
初代バージョンが2009年にリリースされてから進化を続けた『Studio One』は、開発者たちはもちろんのこと、ソフトに関わる人たちの熱意もあり、現在では定番のDAWソフトへと成長しました。
2018年05月に登場した「Studio One 4」では「コードトラック」を搭載するなど、より魅力的なDAWになり、多くのユーザーを愛用され続けています。
所有はしていたものの、わたし自身があまり使っていなかったので、このサイトではあまり「Studio One」の紹介に力を入れていませんでした。
しかし、2018年01月からWindows環境で本格的に「Studio One Professional」を使い始めました。最新バージョン 4も使い始めていますので、このページではユーザー視点に立った『Studio One』の魅力を伝えることができたらと思います。
Studio Oneの特徴
Studio Oneの歴史と定番への道のり

2009年の誕生した「Studio One」は、定番の音楽制作ソフト「CUBASE」やポストプロダクション用ソフト「NUENDO」を開発したヴォルフガング・クンドゥルスを中心にして作られたDAWソフトです。
2018年リリースのバージョン4では、さらなる進化を遂げましたが「Studio One 4」時点で間違いなく日本国内でも定番の音楽制作ソフトです。
知名度では長いあいだ「オススメの定番ソフト」として紹介される定番ソフト「CUBASE」と並んだと言っても間違いありません。
「Studio Oneの定番DAWへの道のり」では、シェアを広げてきた「Studio One」のMIPA受賞やSONAR開発終了などのターニングポイントなどを書いています。
Studio Oneの特徴とオススメ・ポイント

Studio One 4時点での特徴と優れているオススメ・ポイントをユーザー視点で紹介。「直感的なユーザー・インターフェイス」「動作が軽快」「音質の良さ」「ミックスとシームレスで行えるマスタリング機能」など。
また「バンドルするMelodyne EssentialはARAで完全連携」「Studio OneとCUBASEのコードトラック」「Studio OneとCUBASEの2択」なども記載しています。
Studio Oneのラインナップ
2018年05月にリリースされた「Studio One 4」時点でのラインナップは、最上位モデル「Professional」、エントリーモデル「Artist」、フリー版「Prime」3種類です。
エントリーモデル「Studio One Artist」はPreSonusのオーディオ・インターフェイスなどのハードウェア製品に標準バンドルしています。
また、バージョン 2のときはミッドレンジモデル「Studio One 2 Producer」がありましたが、「Studio One 3」のメジャーアップデート時にでなくなっています。
Studio Oneバンドルのオーディオインターフェース
PreSonusのオーディオ・インターフェイスには、Studio One のエントリー版「Studio One Artist」が無償バンドルされています。
エントリーユーザー向けのベストセラー『AudioBox シリーズ』は現在でも非常に人気があります。プロユースのオーディオ・インターフェイスも用意されています。
豪華なプラグイン・バンドル「Studio Magic プラグイン・スイート」が無償で提供されるのもポイントです。
Studio Oneの新機能
Studio One 4の新機能(2018年リリース)

何と言っても「コードトラック」が目を引きますが予想より早く2018年05月にメジャーアップデートして「Studio One 4」となりました。
新機能「コードトラック」の搭載の他にも、MIDI/オーディオのハーモニー編集、ドラム・サンプラー「Impact」、サンプラー「Sample One」の機能強化などがされています。
ユーザーからのフィードバックやリクエストが重視されMIDI編集のワークフローの改善とパターンベースのビートメイキングがテーマとなった「Studio One 4」は大きく進化しました。
Studio One 3の新機能(2015年リリース)
グレー調にユーザー・インターフェースが新しくなった2015年05月に登場した「Studio One 3」は「クリエイティビティ」「インスピレーション」「コントロール」の3つをキーワードに開発され、100以上の新機能を搭載しています。
日本国内で特に要望の強かった「ステップ入力」に、このバージョンで対応しました。
その他の主な新機能は「elastique Pro 3.0をオーディオ・エンジンに採用」「アレンジ・トラック」「スクラッチ・パッド」「拡張FXチェーン」「Multi Instrument」「Note FX」「スマート・ツール」などです。
Studio Oneの関連記事 & 詳細スペック
Studio Magic プラグイン・スイート
2017年03月にPreSonusの「Studio 192シリーズ」「AudioBoxシリーズ」「StudioLiveシリーズ」などのハードウェア機器を使用している人に豪華なプラグイン・スイートが無償提供されるようになりました。無償提供される『Studio Magic プラグイン・スイート』に収録されるのは、Plugin Alliance、Lexicon、Eventideのプラグインエフェクトと、Arturiaのソフトシンセなどです。
Studio Oneの詳細スペック&価格情報
今最も勢いを感じるPreSonus(プリソーナス)のDAWソフト『Studio Oneシリーズ』の各パッケージやバンドル製品の詳細スペックや価格情報などに興味のある方は「Studio Oneシリーズの詳細スペック & 最安値情報」で詳細を確認して下さい。