Digital Performer

〜MOTUのDTM・DAWソフト〜

MOTU(マークオブザユニコーン)のDAWソフト『Digital Performer(デジタルパフォーマー)』は世界中のプロフェッショナルに支持され続ける音楽制作ソフトです。

オーディオ機能を搭載する前のMIDIシーケンサー・ソフト『Performer』の時代から、現在に至るまで、多くのミュージシャンから大きな支持を受け続けています。

Mac専用ソフトとしてDTMの歴史を作ってきた、この音楽制作ソフトも2012年に発表された『Digital Performer 8』で、Windowsにも対応したため(Windows版のリリースは2003年05月)、長いあいだ背負っていた「Mac専用のDAWソフト」の看板を下ろすことになりました。

 

2019年03月に約4年ぶりのメジャーアップグレードとなる『Digital Performer 10(DP10)』がリリースされましたので、このページも『Digital Performer 10』の記事を追加しました。

Digital Performerの特徴

使いやすい老舗DAWソフト

MOTU DP2013画像01

MIDIにしても、オーディオにしても『Digital Performer』は、レコーディング、オーディオ編集、MIDI編集、ピッチ補正など、とにかく使いやすいの一言に尽きるソフトです。

特にMIDIエディットや、トラック上でMIDI感覚で直接操作することのできるピッチ補正ツールはかなり優れていて、慣れてしまうと手放すことができません。

わたしも『DTM・DAWスタジオのススメ』でも書いているとおり、オーディオ機能を搭載する前の『Performer』から、このソフトを使用しています。

2009年に公開したWEBマガジン『ミックスダウン & マスタリングのコツとテクニック』でも、『Digital Performer』を使用しています。

近年、イベントリストをメインで音楽制作している人は少なくなってきましたが、リアルタイム・レコーディングしたものを、イベントリストで修正という形で、MIDIデータの作成や修正は『Digital Performer』で行う人も今でも根強く残っています。

尚、バージョン8で『Digital Performer(DP)』は、Mac/WInddows両OS対応になりました。

 

Digital Performerの新機能

Digital Performer 8

2008年に登場したバージョン6以降の『DP』の主な新機能について「Digital Performerの新機能」でユーザーの視点に立って紹介しています。

DP6で完全日本語化になり、2009年のDP7では、他のDAWソフトに比べて、かなり貧弱だったアンプシミュレーターをはじめギター用のエフェクターが追加されました。

そしてMac専用だったDAWソフトは、2012年に発表されたDP8でWindowsにも対応しました。

2019年03月に約4年ぶりのメジャーアップグレードとなる『Digital Performer 10(DP10)』が登場しましたが、表示できる文字が大きくできるようになりました。


 

DP付属のプラグイン・エフェクト

DPプラグイン・エフェクト

EQ、コンプレッサーなどのダイナミクス系、リバーブ、ディレイなどの空間系をはじめ、ミックスダウン時に使用する標準的なエフェクターの他、アンプシミュレーターやマスタリング用エフェクター「MasterWorks シーリズ」など、標準でDPには、ミックスからマスタリング作業までに対応するプラグイン・エフェクターが付属しています。以前のDPに標準で搭載されているプラグイン・エフェクト類は…


 

DP付属のソフトシンセ

DPソフトシンセ

他の主要DAWソフトと比べると、6種類と少ないですが、バージョン5から標準で『Digital Performer』にもソフトシンセが搭載されました。搭載しているソフトシンセはアナログスタイルのモノフォニック・ベースシンセ「BassLine」、80年代のシングルオシレーター・アナログシンセ「PolySynth」、デュアルオシレーター搭載減算シンセサイザー音源「Modulo」…


 

DPのセレクトポイントと詳細スペック

Digital Performerのセレクトポイント

Digital Performer画像2009

MIDIにしても、オーディオにしても『Digital Performer』は効率的な音楽制作のワークステーションとして抜群で、Avidの『ProTools』との連携も非常に良いソフトです。特にMIDIの扱いに関しては他のDAWソフトと比較すると数段優れているので、打ち込み中心の音楽制作しようと考えていて、細かいMIDIエディットが必要な方には、操作に慣れると手放せないソフトになります。よく、DP関連でMIDI編集が優れていると…


 

MachFiveとDP

MOTU『MachFive』

MOTUのサウンドワークステーション『MachFive 3』が『MIPA2013』の「ソフトウェア・インストゥルメント部門」の最優秀賞を受賞しました。Mac OS9時代から個人的に『MachFive』を使用していますが、バージョン 3では本当にすごい次元まで到達しています。少し「DP8とWindowsユーザー」のほうでも書きましたが、MOTUのオーディオ・インターフェイスと同様に、同じメーカーの製品なのでソフトウェア…


 

Digital Performerの詳細スペック

MOTU(マークオブザユニコーン)のDAWソフト『Digital Performer(デジタルパフォーマー)』の詳細のスペック、価格情報などに興味のある方は「Digital Performerの詳細スペックと価格情報」で詳細を確認して下さい。


 


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Digital Performer | DTM・DAWソフト比較ナビ(更新日:2019年06月13日)

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