GarageBand – AppleのDTM・DAWソフト

Apple「GarageBand」画像1

Appleの『GarageBand』は数々の賞に輝いたデジタルライフスタイルアプリケーション『iLife』にパッケージされているDAWソフトです。『iLife』には『GarageBand』のほかに「iPhoto」、「iMovie」、「iDVD」、「iWeb」も含まれています。

iLifeはパッケージ版でも販売されていますが、Macを購入すると初めから付属していますので、Macを購入すれば『GarageBand』で、すぐに音楽制作を始めることができます。

<2023年追記>
この「GarageBand」のページはDTMの歴史の参考までにページを残していますが、更新は終了しています。

可能性は少ないですが、もし再度「GarageBand」を使用する場合は、ページの更新を再会する予定です。

Apple「GarageBand」の機能や使い方をはじめとする情報が必要な方は、以下に現在も販売されている解説書をまとめてありますので、そちらでチェックして下さい。

GarageBandの解説書

GarageBandの特徴

誰でも簡単に音楽制作

GarageBand画像1Appleの『GarageBand』は録音、編集、ミキシング機能を備えていて、Apple Loops(オーディオループ素材)の配置したりしながら、音楽の知識や楽器がなくても、誰でも簡単に曲をつくることができます。

DAWソフトと作品クオリティーでも書きましたが、『GarageBand』はサードパーティー製のプラグインにも対応しているので、作業効率という点では厳しいですが『GarageBand』でも高品質な音源と高品位なプラグイン・エフェクトを使用すれば、市販されているレベルの作品を作ることができます。

Logicの下位モデル?

正確に言うと少し違うかもしれませんが、『GarageBand』はAppleのソフトということもあり、同社の『Logic Express』の下位モデルとして位置づけられることが多いです。そのため、『GarageBand』での音楽制作で物足りなさを感じ始めたら、上位互換の『Logic シリーズ』へ移行することもできます。

追加音源パッケージ「Jam Pack」

Apple「Jam Pack」画像Jam Packは『GarageBand』ようの追加音源パッケージです。『GarageBand』だけでなく、『Logic シリーズ』でも使用することもできます。

1,000を超えるApple Loop、数十種類のソフトシンセ、豊富なエフェクトが『Jam Pack』には収録されています。現在販売されている『Jam Pack』は「Rhythm Section」「Remix Tools」「Voices」「World Music」「Symphony Orchestra」などです。

Jam Packの詳細へ

GarageBand ’09の主な新機能

2009年に登場した『GarageBand』のニューバージョン『GarageBand ’09』には、高価なアンプがなくても、憧れのミュージシャンのように演奏を楽しむことができる「新しいギター機能」、自分のペースで手軽にピアノやギターを習うことができる「基本レッスン」、楽曲を世に送り出したアーティストから段階を追って楽器の弾き方を習うことができる「アーティストレッスン」などの新機能が搭載されました。

ギターリグのサウンドを再現

ギターリグ世界屈指のアンプをモデルにした新登場の5種類の「アンプ」と「ストンプボックスエフェクター」を使って、伝説の「ギターリグ」のサウンドを再現することができるという機能が『GarageBand ’09』で登場しました。エレキギターをMacにつなげば、高価なアンプがなくても、憧れのミュージシャンのように演奏を楽しむことができます。

新しいギター機能では「Brit Pop」「Honky Tonk」「Lowdown Blues」「Stadium Solo」などの30以上の「ギターリグ」から好きなものを選ぶことができ、バーチャルな「ストンプボックス」を追加することにより「Fuzz Machine」「Blue Echo」「Auto-Funk」をはじめとする、クラシックなフットペダルも再現することができます。

基本レッスン

基本レッスン

GarageBand ’09には、自分のペースで手軽にピアノやギターを習うことができる「基本レッスン」が加わりました。

基本レッスンについて行くことができれば、着実に演奏力をアップさせることができ、9回の基本レッスンをすべて受けると、楽曲を1曲通して演奏することができるようになります。

アーティストレッスン

アーティストレッスン

GarageBand ’09の別売の「アーティストレッスン」では、実際に楽曲を世に送り出したアーティストから「コード」「指の使い方」「テクニック」など段階を追って弾き方を習うことができます。

Sting「Roxanne」、Colbie Caillat「Bubbly」、Fall Out Boy「I Don’t Care」をはじめ『GarageBand』内の「レッスンストア」に揃った「アーティストレッスン」から気になるレッスンを探し、プレビューしてから購入することができます。

演奏がレベルアップした後はインストラクターを務めるアーティストと一緒に「演奏」や「ジャムセッション」も楽しむことができます。

ミックスや楽器の編成を「アーティストレッスン」では自分で調整することができるので、好きな部分だけ聴いて演奏することができます。楽曲のテンポについて行くことができない場合はスピードを落とすこともできたりもするので、自由にレッスンを楽しむことができます。

また、今後もますます充実して行く予定の「アーティストレッスン」では、「どんな経緯で作曲したのか?」「何からインスピレーションを受けたのか?」など、他では聞くことのできない楽曲の裏話も聞くことができます。

GarageBand ’09の感想

インターネットを使って、自宅に居ながら気軽に好きな時間に音楽レッスンを受ける『ヤマハ・ミュージックレッスン・オンライン』の楽曲をマスターすることができる講座は今までにもありましたが、まさかDAWソフトで楽器演奏を学ぶことができるようになるとは思いませんでした。

そのため、今回の『GarageBand ’09』の楽器演奏を学ぶことのできる新機能には正直かなり驚かされました。

GarageBandの詳細スペック

AppleのDAWソフト『GarageBand』の「新機能の詳細」「ソフトの詳細スペック」などに興味のある方は、右下のリンクの「GarageBandの解説書」で詳細を確認して下さい。

GarageBandの解説書

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