DAWに必要なパソコンのスペック
パソコンとDTM・DAWソフトは宅録スタジオの中核になります。DAWシステムをメインにしての宅録スタジオの構築を考えている方なら、言うまでもなくパソコンとDAWソフトは絶対に必要です。
音楽制作パソコン選び
パソコンの必要スペック
パソコンで音楽制作をするにあたり「WindowsでもMacでも」「ノートパソコンでもデスクトップ型のパソコンでも」使用する音楽ソフトが対応していれば、どのパソコンをセレクトしても大丈夫です。
ただしストレスのない作業環境を構築するためには、CPUはもちろんのことRAM容量とハードディスク容量には、余裕を持ってできるだけスペックの高いパソコンをセレクトするのが良いです。
なぜなら、DAWソフトを使用した音楽制作は圧縮されていないボーカルをはじめ、ドラム、ベース、ギターなどの各楽器のオーディオデータを編集することになるだけでなく、ソフトシンセ(ソフトウェア音源)や、プラグイン・エフェクターを多数使用する場合はパソコンにもそれ相応の処理能力が必要になるからです。
動作が重いとストレスになる
パソコンのスペックとソフトの重さの関係というのはイタチゴッコ的な面もあるのですが、スペックの低いパソコンだとミックスダウン時に高品位なプラグイン・エフェクターをいくつも立ち上げると動作が重くなり、音楽制作に集中することができずに、とてもストレスになります。
ストレスのない作業には、やはりCPUにはインテル Core i5/i7、メモリは8GB以上を搭載したパソコンがオススメです。
パソコンのセレクトポイント
とは言っても、数年前のパソコンでも充分に音楽制作をすることができますので、DAWソフトで「市販レベルまで作品クオリティーを持って行きたいのか」「趣味のレベルで良いのか」などによってもパソコンをセレクトする基準は変わってきます。
そのため音楽やDTMの経験なども含めて、各DAWソフトの推奨動作環境や最低動作環境をチェックしてから、予算の範囲内で自分の目的にあったパソコンを選ぶと良いと思います。
以前、DAW専用のパソコン『digistrema(デジストリーマ)』を販売していた「ドスパラ」から『Raytrek-DTM/DAW』という音楽制作用のパソコンが販売されていますので、本格的に音楽制作を考えている方はチェックしてみると良いと思います。
DAW用にパソコンをオーダーしようとしている方で「どのようなスペックにすれば良いのか分からない」という方は「はじめてのDTM用BTOパソコン」を参考にしてみて下さい。
初心者からミッドレンジユーザー向けの10万円前後の音楽制作パソコンをテーマにDTM・DAW用パソコンで注目するポイントなども公開しています。
また以下に定番のBTO PCショップを一覧にしてまとめましたので、ぜひチェックして下さい。