プロユースDTM・DAWソフト 一覧
プロユースDAWソフトのワンポイント&スペック
Logic Pro X
5つの定番プロユースDTM・DAWソフトのなかで、一番最後の約4年ぶりのアップグレードとなったApple『Logic Pro X』が2013年07月よりダウンロード販売を開始しました。
しっかりと他のDAWソフトにはあって『Logic』にはなかったツールなども搭載されて大きく進化しました。
Mac専用の『Logic Pro X』のピッチ補正&ボーカル編集ツールは「Flex Pitch」、ギター用プラグインは「AmpDesigner」や多数のストンプ搭載など、プロユースDAWのなかで、もっとも充実しています。
SONAR X3 PRODUCER
大幅にワークフローが改善された2012年11月に登場したWindows専用のCakewalk『SONAR X2 シリーズ』の最上位版である「PRODUCER」は前バージョンから約2万円の大幅な値下げとなりました。
X1のときよりも『SONAR X2』はオーディオデータやMIDIデータの編集効率も良くなりました。
ピッチ補正&ボーカル編集ツールは『SONAR X2 PRODUCER』までは「V-Vocal」でしたが、ローランドからティアック「TASCAMブランド」になった2014年01月登場の『SONAR X3』では「Melodyne Essential」になっています。ギター用プラグイン・エフェクターはOverloudの「TH2 PRODUCER」を搭載しています。
Pro Tools 11
信者も非常に非常に多いAvid『Pro Tools 11』のインストーラーが2013年06月よりダウンロードできるようになりました。
MacとWindowsに両対応していますが個人的に『Pro Tools | HD』をWindowsで使用している方を見たことがありません。
しかし2010年の『Pro Tools 9』からは、HDシステムでなくNative版ても、充分にプロユースDAWシステムの中核になりますので、Windowsユーザーの方でも導入した方が増えたのではないでしょうか?
むしろ、MacよりもWindowsのほうが低価格で高スペックなBTOパソコンを組めるので、『Pro Tools | HD』でないのなら、Windowsのほうがメリットが大きい気がします。
ピッチ補正&ボーカル編集やギター用プラグインに関しては『Pro Tools』の場合は、迷わずサードパーティー製をオススメします。
Cubase7
MIPA Award 2013 にノミネートされた2012年11月に登場したSteinberg『Cubase 7』はコードトラックを搭載するなど、音楽制作ソフトとして大きく進化しました。
Windowsで大きなシェアを持つDAWソフト『Cubase 7』のピッチ補正&ボーカル編集ツールはコードトラックとの連携により、曲のハーモニーに合ったピッチ補正やハーモニー生成のできる「VariAudio 2.0」。ギター用プラグイン・エフェクターは今後も進化が予想される「VST Amp Rack」を搭載しています。
Digital Performer 8
2013年05月にMOTUのMac専用だった老舗DAWソフト『Digital Performer 8』がWindowsに対応しました。
約3年ぶりのメジャーアップグレードとなった『Digital Performer 8』はElectronic MusicianのEditors Choice Award 2013を受賞、MIPA Award ノミネートをはじめ高評価です。
Mac/Windows両OS対応の『Digital Performer 8』のピッチ補正&ボーカル編集はトラック上で直接ピッチを操作することができるのが特徴です。ハーモニーも簡単に作成することができます。
ギター用プラグインは「ACE30」「Custom '59」「Live Room | G 」などで、ストンプも充実しています。