しっかりとした宅録環境は必要か?
宅録スタジオの構築
初期出費は必要
自宅スタジオで行う宅録環境を整えると、パソコン、DTMやDAWソフトの他にも、プログラミング(打ち込み)用のMIDIキーボード、ソフトシンセなどの音源、オーディオインターフェイス、ヘッドホン、モニター用のスピーカー、マイクなど、低価格になったとは言っても、パソコンから揃えれば、やはり10万円以上は必要だと思います。
すでにパソコンを持っている人でも、宅録環境を整えるとなると、数万円の出費は必要となってきます。
ただ、最近はお得なDTMセット製品などもあり、ハードルはかなり低くなっていますので、それほど金額に関しては気にする必要はないかもしれません。
上記画像の『AudioBox iTwo STUDIO』はDAWソフト「Studio One Artist」、オーディオインターフェイス、コンデンサーマイク、ヘッドフォン、ケーブル類がワンパッケージになっている製品です。
<2016年追記>
MIDIキーボードやオーディオインターフェイスに、あらかじめすぐに音楽を始めることのできるソフトが、バンドルされていたり、BTOパソコンもスタンダードになり価格が安くなりましたので、10万円も出費せず、少ない初期出費でも、ある程度、しっかりとした宅録スタジオの構築ができると思います。
宅録スタジオの必要ない人
鼻歌や弾き語りで作曲している方で、その状態で満足している人や、レベルの高い作品クオリティーを求めていない人などは、宅録スタジオを構築する必要はないと思います。
また、レベルの高い作品クオリティーを求めていて、知人、友人で、周りに形にしてくれるアレンジャー(編曲家)などがいる人、アマチュアの発注も受けている音楽制作会社を利用していて自分の望むレベルの作品になっている人などは、宅録スタジオを作り、DAWやDTMのような音楽制作ツールを無理に導入する必要はないと思います。
宅録スタジオの必要な人
上記した「宅録スタジオの必要ない人」に該当しない方で、レベルの高い作品クオリティーを求めている人、自分の作品を誰かに認めてもらいたいという人、音楽制作会社に頼むと高いという人などは、宅録スタジオを構築を検討する価値があると思います。
宅録スタジオの必要な人で、何を揃えればよいのかがわからない人は、「はじめての宅録ツール」で、必要なツールを、かなり詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
サイト公開時はDAWソフトのページの人気が高かったのですが、現在はモニタースピーカーやモニターヘッドホンのページの人気が高くなっているので、宅録スタジオでの作品レベルが、すごく上がっていることを実感しています。