Pulsar Audioのプラグイン | 世界のエンジニアたちが称賛するエフェクター

世界のプロのサウンドエンジニアからも、高い評価を受けている Pulsar Audio のプラグイン・エフェクターには、コンプレッサー、EQ、ディレイなどがあります。

クラシックモデルのエミュレーションなのですが、実機を再現するだけでなく、現代のミックスで求められる機能を追加しているので、サウンドがモダンで個性的な感じになるのが Pulsar Audio のプラグインの特徴です。

ここでは、個人的に特にオススメできるプラグインを紹介しますが、たまに無料で配布されることのある「Pulsar Smasher」や「Pulsar w495」では、Pulsar Audio のエフェクターの本当の魅力は伝わりにくいかな？と感じます。

オススメの Pulsar Audioのプラグイン

スペクトラムアナライザーが付属するミキシングとマスタリングで活躍する「Pulsar MASSIVE」は、音楽的で直感的に使用することのできるパッシブ・マスタリングEQ プラグインです。

ほぼ、すべての世界中のマスタリング・スタジオに存在する「Manley Massive Passive EQ」を忠実に再現している「Pulsar Massive」は、16 kHz以上をブーストしても、耳障りな感じを与えずに透明度を高めたり、空気感を加えることができます。

U2、The Rolling Stones などの作品に携わったことのあるプロデューサー & ミキシングエンジニア Andrea Lepori が、この「MASSIVE」を愛用しています。

St. Francis Hotel がリミックスした U2の「Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me (The Gotham Experience Remix)」は Mixed by Andrea Leporiです。

FET コンプレッサー「Pulsar 1178」は、定番の1176 コンプレッサーよりもクリーンで多用途である1178 コンプレッサーをエミュレートし、進化させたさまざまなソースで使用することのできるプラグイン・エフェクトです。

1178 は偉大なミックスエンジニアである Chris Lord-Alge（クリス・ロード・アルジ）、Bob Clearmountain（ボブ・クリアマウンテン）によって使用されているハードウェア・コンプレッサーです。

実機の明るく太くて暖かい音色と圧縮特性を細心の注意を払って再現した「Pulsar 1178」は、強力なサイドチェーンEQや、M/S 処理など現代のミックスで要求される機能も追加されています。

Red Hot Chili Peppersの9枚目のスタジオアルバム「Stadium Arcadium（2006年）」でグラミー賞を獲得したミキシングエンジニアのRyan Hewitt（ライアン・ヒューイット）などが「Pulsar 1178」を称賛しています。

伝説的なチューブコンプレッサー/リミッターを忠実にエミュレーションした「Pulsar MU」は、接着効果が抜群でバスコンプとして活躍するアナログ・キャラクターが魅力のプラグインです。

派手さはありませんが、マスタリング時に使用すれば、耳障りなサウンドを和らげウォームアップすることができます。

また「Pulsar MU」はM/S モードで使用することができますので、ステレオ・イメージを広げたり狭めたりすることもできます。

パラメトリックEQ「Pulsar 8200」は、George Massenburg（ジョージ・マッセンバーグ）が設計した、世界の音楽制作業界のスタンダードEQであり続ける「GML 8200」を忠実にエミュレーションしたプラグインです。

かつて「GML 8200」の実機を所有していた、2008年にグラミー賞「最優秀トラディショナル・ゴスペル・アルバム賞」を獲得したミキシングエンジニアの Craig Bauer（クレイグ・バウアー）が「Pulsar 8200」を、絶対に入れておきたいプラグインの 1 つと言っています。

尚、Craig Bauer がグラミー賞を獲得したのはThe Clark Sisters（クラーク・シスターズ）の2007年のアルバム「Live: One Last Time」です。

Pulsar Audioのブラックフライデー 2023では、全プラグインを最大 70% 割引で購入することができます。キャンペーン期間は2023年12月05日までです。

Pulsar Massive または、Pulsar Mu を購入すると伝説的なリバーブサウンドを再現した「Relab LX480 Essential」がプレゼントされます。