ACID Pro 7の主な新機能
このページで紹介している「ACID Pro 7」は旧バージョンとなります。最新バージョンの情報は「ACID シリーズの新機能 – MAGIXのDTM・DAWソフト」で確認して下さい。
ミキシングコンソール搭載
約2年ぶりの2009年に登場した『ACID Pro 7』は「ミキシングコンソール搭載」「タイムストレッチ/ピッチシフトの音質向上」「Windows Vistaに正式対応」などのバージョンアップがされています。
バージョン 7でミキシングコンソールが装備されたことにより、楽曲制作を効率良く行うことができるようになりましたが、このミキシングコンソールのデザインはかなりダサク、もう少し何とかならなかったものかと個人的には思います。
また、2009年時の価格では50,000円相当のプラグインがバージョン7では新たにバンドルされましたが、2012年現在のDAW関連ツールの低価格化を見ると『ACID Pro 7』で搭載されたエフェクターやソフトシンセにに現時点ではそれほどの価値はありません。
バンドルされたソフトシンセ
バージョン 7で搭載されたソフトシンセは右画像のオーケストラ、ビッグバンドやMIDI サンプルが豊富に含まれている25,000円相当のプレイバックサンプラー「Garritan ARIA for ACID Pro player」。
400種類以上のMIDIドラム・ファイルと「DrumCoreライブラリ」からのMIDIグルーブが含まれているCPUの負担を最低限に抑えながらクオリティーの高いドラムサウンドを生み出すことのできる5,000円相当のドラム音源「Submersible Music KitCore」です。
バンドルされたプラグイン・エフェクト
バージョン 7の『ACID Pro』で搭載されたプラグイン・エフェクトは3種類のクラシックギターのアンプのエミュレータと、100種類以上のプリセットが含まれている10,000円相当のギター用アンプシミュレーター「Native Instruments Guitar Combos」。
マススタリング・プラグイン『iZotope Ozone』やボーカル用エフェクターを11種類統合した『iZotope Nectar』が好評価を受けているオーディオ・エフェクトのメーカーとして有名なiZotopeが提供する「フランジ」「フェーズ」「アナログ ディレイ」「ダイナミック」などのエフェクトが含まれているエフェクトパッケージ「ACID Pro Effects Rack powered by iZotope」などです。
<2016年追記>
注意点としてソースネクストが販売元になった『ACID Pro 7』には「Garritan ARIA」「iZotope」「Kitcore」「Native Instuments」は含まれていません。