Music Maker

〜MAGIXのDTM・DAWソフト〜

2017年06月よりソースネクストが販売を開始したMAGIXの『Music Maker Premium Edition』は音楽制作の知識や、音楽理論を持っていなくても、誰でも簡単に直感的に作曲をすることのできるDAWソフトです。

AHSより同シリーズ製品「Music Maker MX2」が販売されていますが、ソースネクストが販売している『Music Maker Premium Edition』は、3世代新しいVST3にも対応している最新バージョン 24の最上位版です。

ソースネクストが出しているソフトの情報と、旧バージョンの情報だけだと情報不足だったので、安かったこともあり、ループ音源集を導入する感覚で『Music Maker Premium Edition』を個人的に購入してみました。

Music Maker Premiumの特徴

低価格ながら多機能なDAWソフト

Music Maker Premium Edition バナー画像

低価格ながら多機能な『Music Maker Premium』はテンポが自動的に調節される豊富に付属する「12ジャンル/8000種類のループ音源」を直感的に並べてゆき、組み合わせて、ミックスすれば短時間で自分の音楽が出来上がります。

ループを並べるだけの作曲や、自動で作曲できる機能も搭載していますが、MIDIキーボードを接続してMusic Makerに組み込まれている高品質の「12種類のバーチャル楽器」や、所有しているVSTプラグインシンセを使用した打ち込みでの楽曲制作をすることも可能です。

MIDIの編集では、ピアノロール、ドラムエディタ、ベロシティ / コントローラエディタ、イベントリスト等の特別なMIDI エディタを使用することができます。

この価格帯のDAWソフトで「イベントリスト」まで搭載していたので、実は少し驚きました。

マイク、ギターなどを接続してレコーディングすることもでき、ミックスダウン時も付属しているエフェクトだけでなく、VSTプラグインエフェクトを使用することも可能です。

トラック制作ソフトとしても充分に活躍しますが、音楽だけではなく、画像とビデオをプロジェクトにインポートし、テキストを含め、ビデオエフェクトとクールビジュアルを追加することもできます。

完成したムービーは、MAGIX Online Album、Youtube、フェースブックなどに投稿することができます。

ループ集 - サウンドプール

Music Maker Premium「ループ集」

マルチメディア・ライブラリの多彩なループサウンドは、スタイル、楽器カテゴリー、ピッチで分類され、ドラッグ&ドロップでアレンジャーに組み合わせて使用することができます。

ピッチやさまざまなスタイルもテンポに合わせて適用されますので、余計なことを考えずに簡単に作曲することができます。

流れを簡単に説明するとStep1. ループ音源を配置、Step2. 長さを調整、Step3.パートを重ねてゆくという感じです。

重要になってくるループ素材は『Music Maker Premium Edition』には、ヒップホップ、ディープハウス、テクノ、ロックポップ、アコースティック・ドゥブステップ、ジャズ、トラップ、ブラジル66、リラックス、映画音楽、ダンス、アンビエント12ジャンル、8,000種類の素材を収録しています。

「ACID」に標準搭載されているのは約3,000ループ、「Music Maker MX2」が約5,000ループなので、『Music Maker Premium Edition』のほうが遥かに多いです。

もし、必要な場合はループ音源はソフト内で買い足すこともできますので、素材に困ることはないはずです。

12種類のバーチャル電子楽器

Music Maker Premium「バーチャル音源」

ソースネクストがしっかりと情報を出さないばかりか、間違った情報を載せているので、個人的に一番わかりにくかったのは収録されるバーチャル電子楽器です。

12種類のバーチャル電子楽器と書いておきながら公式サイトの情報だと数が足りていません。

上記画像が『Music Maker Premium Edition』に標準搭載される正しいバーチャル楽器で「VITA2」「Revolta 2」「Lead Synth」「Church Organ」「Choir」「Cinematic Soundscapes 8」「POP DRUMS」「Concert Grand」などが収録されています。

「Revolta 2」「Choir」「Cinematic Soundscapes 8」は個人的に好きです。後、「Concert Grand」はライト版ではなく、フルバージョンのものが使えます。

また「VITA2」の説明がソースネクストのは間違っています。ドラム音源みたいな説明ですが「VITA2」はマルチタイプ音源です。ベースやギターなども結構良い感じのが入っています。

ループ集と同様にバーチャルシンセも別途購入することが可能です。

初心者にも使える機能

Music Maker「ソングメーカー・モード」

まだ購入したばかりで、簡単に触った感じですが、購入価格から考えると得した感じになります。進化をやめたACIDより最先端の技術を搭載しているので遥かに良い感じです。

個人的にはループ集として元を取れればいいかな?くらいで購入したのですが、日本語でソフトの使い方を学べますし、「ソングメーカー・モード」や「ライブパッド・モード」は楽しいです。

曲の雰囲気、使う楽器、長さなどの条件を指定するだけで、オリジナル曲を制作できる「ソングメーカー・モード」とあらかじめ16個のパネルにループ音源を登録したパッドをクリックして、直感的に作曲できる「ライブパッド・モード」は知識不要で音楽ができてしまいます。

スマートフォンやタブレット(Android/iOS)で「ライブパッド・モード」はリモート操作することもできます。

もうひとつ使えそうだと思ったのは自動的に曲の各ビートのハーモニーを認識する「ハーモニーエージェント」です。

この「ハーモニーエージェント」は読み込んだ曲のコード解析をしてくれます。

ボーカル&ギター関連

Music Maker「ボーカルチューン」

一般的なDAWソフトと同様にボーカルやギターのレコーディングができます。また、ReWireの規格に対応しているので、「Vocaloid EDITOR」を同期させることも可能です。

レコーディングしたボーカルは画像の「ボーカルチューン」でピッチ補正をすることができます。

ギターは伝統的なギターアンプを搭載した「VANDAL SE」がありますので、サードパーティー製のプラグインを購入しなくても、格好良いギターサウンドを作り出すことができます。

ひとつ注意点として書いておくと、Vocaloidユーザーは問題ありませんが、ReWireの規格に対応していますが、『Music Maker Premium Edition』はホストとしてしか動作しません。

自動マスタリング機能

Music Maker「マスタリング」

自動マスタリング機能を使用するとロック、70年代のディスコ、80年代のアメリカンポップ、90年代のクラブ、ジャズなど過去や現在の音楽スタイルに合わせたマスタリングを自動で行ってくれます。

ソースとなるサウンドが分析され、適切なイコライザーとダイナミックエフェクトが自動で適用されます。

マスタリングが苦手な人に重宝するだけでなく、ひとつのマスタリングの方向性を出してくれますので、別のDAWでミックスした素材を『Music Maker』に読み込んでマスタリングしてみるのも面白いのではないでしょうか。

 

本当にこの価格と思えるほど多機能で、このページだけでは紹介することができませんが、キャンペーン時はかなり安いので、長期間アップデートされていないACIDを購入するよりも『Music Maker Premium Edition』をオススメします。

いつも本音で書いているため辛口になってしまうソフトもありますが、『Music Maker Premium Edition』に関しては、価格から考えたときに高評価を与えても問題ありません。

初心者はもちろんのこと、素材も豊富ですので、中級者以上でもトラック制作ソフトとして使えますので持っていて損はないDAWソフトです。

キャンペーン情報やスペック情報等は以下で確認して下さい。間違っても旧バージョンの「Music Maker MX2」を購入してはいけません。


 
 

<追記>
わたしは動画機能は使用していないのですが、以下の動画は『Music Maker Premium Edition』で作られた動画です。このサイトの記事を読んで購入したとご連絡いただき、制作者さまが動画の掲載を快く了承してくださいましたので掲載させてもらいます。(曲は懐かしい大ヒットした名曲です。)


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Music Maker | DTM・DAWソフト比較ナビ(公開日:2017年06月18日/更新日:2017年06月28日)

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