DP8の新機能
DP8 プラグイン・エフェクト
ギター用のエフェクターを中心に『Digital Performer 8』では17種類のプラグイン・エフェクトが新搭載されました。新しいマスタリング用プラグインも搭載されています。
ギター用のプラグイン・エフェクター
前バージョンの『Digital Performer 7』でもそうでしたが、『DP8』でもギター用のエフェクターに気合が感じられます。
ギター用のアンプシミュレーター「Soloist」と「ACE30」を目玉に「Springamabob」「Analog Delay」「Analog Flanger」「Hi-Top Booster」「Clear Pebble」「Dyna-Squash」「Analog Phaser」などストンプで『DP8』の新搭載プラグインの半数以上を占めています。
また『Digital Performer 7』で搭載されて好評だったギター用のスピーカーキャビネット・シミュレーター「Live Room | G」のベース用「Live Room | B」も『DP8』に新たに搭載されました。
マキシマイザー「Spatial Maximizer」
もうひとつ『Digital Performer 8』で搭載されたプラグイン・エフェクトのことで書いておくと、マルチバンドEQ + ダイナミクス「Dynamic Equalizer」とM/Sコントロール・マキシマイザー「Spatial Maximizer」も非常に面白いと思います。
特にマキシマイザー「Spatial Maximizer」はステレオミックスをセンターとサイドにステレオ信号を分割し5バンド EQ とコンプレッサーでコントロールすることができるマスタリングツールです。
センターにはベースエンハンサーやドライブが装備されているので低域をコントロールすることができ、サイドにはハイパスフィルターが装備されているので高域をコントロールすることができます。
尚、ステレオミックスだけでなく「Spatial Maximizer」は個々のトラックにも使用することができます。
DP8の17のプラグイン・エフェクト
上記で紹介したものも含めてバージョン 8の『Digital Performer』で追加された新しいプラグイン・エフェクトの全部を書き出すと「Dynamic Equalizer」「Precision Delay」「Spatial Maximizer」「De-Esser」「Subkick」「Springamabob」「Ensemble Chorus」「ACE30」「Soloist」「Live Room | B」「Live Stage」「Analog Delay」「Analog Flanger」「Hi-Top Booster」「Clear Pebble」「Clear Pebble」「Dyna-Squash」です。