2009年にバージョンアップしたAppleの『Logic Express』は現在販売されていません。現在『Logic シリーズ』で販売されているのは『Logic Pro』のみとなります。
Logic Expressの特徴
Logic ExpressとLogic Pro
Logic ExpressとLogic Proはインターフェースもほとんど同じで、機能面的にも一般の音楽制作では、それほど大きな違いはありません。
また、Appleの『GarageBand』との上位互換を『Logic Studio』と同様に持つため『GarageBand』から価格も手頃な『Logic Express』へ乗り換える方が多いのも特徴です。
もちろん『Logic Express』では、追加音源パッケージ『Jam Pack』も使用することができるので、『GarageBand』で新しく追加したサウンド・ライブラリを無駄にすることもありません。
Logic Studioとの価格差
しかし『Logic Express』と『Logic Studio』に付属するソフトシンセ、プラグイン・エフェクト、サウンド・ライブラリの差は価格差以上に大きいです。
またプラグインのプリセットも『Logic Express』は『Logic Studio』に比べると圧倒的に少ないです。
とは言ってもニューバージョン9で搭載されたギター用の新プラグイン「Amp Designer」「Pedalboard」を含む数多くの優れたプラグイン・エフェクトやソフトシンセを『Logic Express』は搭載していて、2万円台前半のこの低価格は素晴らしいです。
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Logic Express 9
2009年に新たに登場した『Logic Express 9』には、自由にギターサウンドを構築することのできる新しいプラグイン「Amp Designer」「Pedalboard」やオーディオのタイミングとテンポを素早く操作可能な「Flex Time」などの最新機能が2009年版の『Logic Studio』と同様に搭載されました。
Logic Studioにパッケージされている「Logic Pro 9」の最新機能と『Logic Express 9』の最新機能にはそれほど違いがなく、サウンド・ライブラリ等を除くと『Logic Express』がバージョンアップする度に上位版の「Logic Pro」との差がなくなって来ている感じがします。