MELODYNE

〜ボーカルのピッチ補正エフェクター〜

MELODYNEの特徴

音楽的にリアルタイムにピッチ補正

Melodyne

Celemony(セレモニー)のピッチ補正ソフト『Melodyne(メロダイン)』はANTARESの『Auto-Tune』と同様にボーカルのピッチ補正の世界では定番のソフトです。

ボーカルをはじめとするさまざまなパートのオーディオデータをMIDIを編集する感覚で「ピッチ」「フォルマント」「タイミング」「音量」などを音楽的にリアルタイムにピッチをコントロールをすることができるのが『Melodyne』の特徴です。

また単に音程の悪い箇所の修正といった目的だけではなく、既存のオーディオデータからまったく別のバリエーションを作ることもできます。

例えば1つのボーカルパートから複数の別パートを作成といったハーモニーアレンジを施したり、コーラスグループを作ったりというようなことも『Melodyne』は簡単にすることができます。

 

メーカーが「Celemony史上最も広範なアップデート」と表現している『Melodyne 4』が2016年に登場して更に優れたピッチ補正ツールに進化しています。

DNA(Direct Note Access)テクノロジー

Melodyne DNA

Mipa award 2009で「Most innovative product」を受賞したCelemonyのDNA(Direct Note Access)テクノロジーはオーディオ素材に含まれる和音(ポリフォニック)の各音を個別に編集することができるすごい技術です。

はじめてこのDNAテクノロジーが搭載されたCelemony製品は2009年に発売を開始した『Melodyne Editor』です。

MELODYNEシリーズ

Melodyne Essential

現在、Melodyneシリーズには「Direct Note Access」を搭載しポリフォニックに対応している『Melodyne Studio』『Melodyne Editor』。

Direct Note Accessは非搭載で和音の編集はできないものの、ピッチ、ビブラート、ドリフト、タ イミング、フォルマント、音量の基本的な編集ができ、お手頃価格が魅力の『Melodyne Assistant』。

ピッチやタイミング編集等の基本ツールのみを搭載する実売価格で1万円前後のシリーズ入門版『Melodyne Essential』などがあります。

現在はエントリー版を除く『Studio One』や『SONAR』などのDAWソフトに各トラックに完全統合することができる『Melodyne Essential』が標準でバンドルしています。


 

最近ではDAWソフトが標準でクオリティーの高いピッチ補正ソフトを搭載していることもあり、わたしがこのソフトを初めて導入した頃に比べ、価格がかなり安くなっています。

Celemony(セレモニー)『Melodyne シリーズ』の詳細スペックや価格情報に興味のある方は以下の「Melodyneシリーズの詳細と価格情報」で確認して下さい。ポリフォニック対応の製品は『Melodyne Studio』と『Melodyne Editor』です。


 

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Melodyne | 定番のピッチ補正ソフト(更新日:2016年07月28日)

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