2013年アップデートDTM・DAWソフト
Cubase 7.5(2013年12月)
スタインバーグの人気&定番DAWソフト「Cubase シリーズ」のフラッグシップグレード「Cubase 7.5」とミッドレンジグレード「Cubase Artist 7.5」が2013年12月に登場しました。
バージョン 7.5はソフトシンセ(インストゥルメント)とエフェクターが強化されただけでなく、音楽制作の作業効率を良くして制作時間を短縮する新機能も搭載されています。
Band-in-a-Box 21(2013年07月)
2013年07月26日にPG Musicのオートアレンジ音楽制作ソフト「Band-in-a-Box 21 for Windows」が登場しました。
バージョン21の新機能として「MIDIスーパートラック機能搭載」「新しいジャンル/スタイルの追加」「ソフトシンセ SampleTankの特別版収録」「ソング形式の作成」などがメインです。
その他にも「新しいコードタイプの追加」「楽譜のPDF保存」「音楽共有サイト SoundCloudにアップロードするメニューを追加」なども新機能として搭載されています。
Logic Pro X(2013年07月)
年内には出るのではないか?と思っていましたが、想像していたより早くにアップルのDAWソフト「Logic Pro X」が2013年07月16日より販売を開始しました。
2009年のバージョン 9から約4年ぶりのメジャーアップデートとなった「Logic Pro X」は「新しいインターフェイス」「新しい強力なクリエイティブツール」「プラグイン音源&エフェクトの追加」など、かなりの進化を遂げています。
Logic 開発チームの人員削減等の噂が出るなか、個人的に、ここ2011年くらいから「Logic Pro X」を首を長くして待っていたので、ソフトの詳細をほとんどチェックすることなくダウンロード購入しました。
Pro Tools 11(2013年06月)
2013年04月にAvid「Pro Tools 11」が発表され、06月にインストーラのダウンロードができるようになりました。
前バージョン「Pro Tools 10」の処理能力を大きく高めた今バージョンでは制限を感じることなく音楽制作に集中することができます。
今回のバージョンアップの主なポイントは「新しいAvid Audio Engine」と「64ビットのパフォーマンスでセッション」です。
2012年後半から多くのDAWがメジャーアップデートしたなか、新たなプラグインが追加された訳ではないので、文章だけでみると「Pro Tools 11」は、新規導入組にはインパクトがないかもしれません。
Reason 7(2013年05月)
前バージョンの「Reason 6」では同社「Record」を統合してDAWソフトに進化したPropellerheadの音楽制作ソフトのニューバージョン「Reason 7」のパッケージ版が2013年05月にが登場しました。
今バージョン 7も主な新機能として「MIDI アウトのサポート」「オーディオ・スライス機能搭載」「ミキサーにバス・チャンネルの搭載」「スペクトラムアナライザー・ウィンドウ」「新エフェクター Audiomaticの追加」「サウンドライブラリの拡張」などです。
インストゥルメントやエフェクトをフルバージョンの「Reason」から厳選したエントリー版の「Reason Essentials 2」もリリースされています。
FL Studio 11(2013年04月)
2013年04月24日に多くの新機能が追加されたIMAGE-LINEの統合型の音楽制作ソフト「FL Studio 11」が登場しました。
FL バージョン 11の目玉として搭載された新機能は「マルチタッチ・サポート」と「パフォーマンスモードの搭載」で、「新しいプラグイン・ソフトシンセ & エフェクター」も追加されています。
前バージョンで大好評だった「ライフタイムフリーアップデート」も付属しています。
Ableton Live 9(2013年03月)
前バージョン 8から大きく進化した「Ableton Live 9」が 2013年03月に登場しました。
パッケージは最上位グレード「Suite」、ミッドレンジグレード「Standard」、エントエリーグレード「Intro」の3種類のラインナップです。
3つの「Live 9」のグレードはDAWソフトの主要な機能は共通していますが、収録されるプラグインやサウンドライブラリの数が違います。
また「Live 9 Intro」は今回のバージョンアップの目玉である「Audio to MIDI 機能」を使うことができませんので注意が必要です。