Reason
Reasonの魅力とポイント
定番のオールインワン音楽制作ツール
オールインタイプの大ヒット定番ソフト『Reason』は「ソフトシンセ」「サンプラー」「リズムマシン」「ミキサー」「エフェクター」「シーケンサー」をバーチャル・ラックに並べて音楽制作をして行きます。
ギタリストの方などが導入しやすい機能制限版『Reason Essentials』や、ハードウェア製品にバンドルする『Reason Limited』もある『Reasonシリーズ』ですが、このシリーズはハード機材を操作するような感覚で作業することができるのが大きな特徴で、ルーティングなども自由にコントロールすることができます。
トラック制作機能を持つDAWソフト
オーディオ・レコーディング機能を『Reason 5』までのバージョンでは備えていなかったため、他のDAWソフトとの連携をしなければオーディオ録音をすることができませんでしたが、バージョン 6でレコーディングソフト『Record』の機能を吸収してオーディオ・トラックの録音 & 編集を『Reason』単体ですることができるようになりました。
レコーディングソフトの機能を備えたことにより『Reason 6』からはトラック制作ソフトから強力なトラック制作機能を持つDAWソフトに生まれ変わったと言っても良いと思います。
ただし『Record』と『Reason』を連携させることにより、すでにシームレスで効率的なオーディオ・レコーディングすることができるようになっていたので、『Record+Reason』を1本のDAWソフトとして使っていた方には、あまりインパクトはないかもしれません。
Recycleの機能を搭載
2013年に登場した『Reason 7』では、MIDIアウトのサポートにより、外部のハードウェアシンセを「Reason ラック」のように使用することができるようになったり、オーディオ・データを自動的にスライスできる『Recycle』の機能を搭載しています。