最近のDTM・DAWソフトの傾向

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DTM・DAWソフトナビ

DTM・DAWソフトはパソコンを使った宅録スタジオでの音楽制作の中核で、サウンド・ワークステーションとしては、ほとんど完成しています。

一部を除くDTM・DAWソフトのほとんどはMIDIとオーディオを同等に扱うことができ、作曲、編曲、打ち込み(プログラミング)、レコーディング、ミキシング、ミックスダウン、マスタリングまでを1本のソフトで行うことができるというのが大きな特徴です。

 

次世代DAWのキーワードであるコードトラック機能搭載のDAWの記事を追加して、2019年に約3年ぶりにページを更新しました。

ほとんど完成しているDTM・DAWソフト

DTM・DAWソフトは機能面では完成している

最近はどのDAWソフトも、バージョンアップのときに大幅な機能の搭載を行わないことからも、作曲からミックス、マスタリングまで行うというワークステーションとしての機能という点では、ほとんど完成している言っても間違いありません。

もちろん、それぞれのプロセスで知識や技術を必要としますが、しっかりとしたDAWソフトで音楽制作をすれば、自宅の宅録スタジオでも市販の音楽や市販されているのと同等の作品を作ることができます。

メジャー流通のリリースではサウンドエンジニアが、今でもミックス、マスタリングまで行う場合が圧倒的に多いですが、オンライン配信レベルだと、ツールが大きく進化したこともあり、自宅スタジオで最終工程のマスタリングまで行われて販売されている作品もかなり多くなりました。

 

DAWソフトへ望むことはパソコンへの負担軽減と小さなバグの改善

個人的にDAWソフトへ機能面で望むことはありませんが、使用時のパソコンへの負担軽減と小さなバグの改善はお願いしたいです。

CPUをかなり占有するプラグインエフェクトを使用するときなどに、ホスト・コンピューターのCPUに負荷をかけずに作業することができる「ProTools HDシステム」のように、プロスペックのDAWソフトになれば良いと思っています。

現在は「DTM・DAW用パソコンの基準スペック」に記載しているPCならミックスダウンやマスタリングは、かなり快適に行うことができますが、ソフトシンセは重たいプラグインを立ち上げると、フリーズしたの?と疑いたくなるようなものも多々あります。

Windows PC場合は各自の環境の問題もありますが、作業に大きな支障はないものの、小さなバグの改善がされないまま、メジャーアップデートなどされると非常に複雑な気持になります。

 

最近のDAWソフトの傾向

さまざまな機能を統合するDAWソフト

REASON

一昔前のDAWソフトと、個人的に一番大きく変わったと思うのは、MAGIX『ACID』、ABLETONの『LIVE』、Appleの『GarageBand』などに代表される、トラック制作に便利な「ループシーケンスソフト」の機能を主要DAWソフトが搭載したことです。

ほとんどのDAWソフトでは、Apple LoopsやAcidファイルをドラッグ&ドロップでソフトで読み込むことができ、ループのテンポも自動的に調整することがるようになりました。

また昔は『REASON』のような一つのソフト内にシーケンサー、ソフトシンセ、エフェクターを内蔵したソフトを「トラック制作用ソフト」、もしくは「オールインワン・タイプ・ソフト」と、個人的に分別していました。

しかし今ではメジャーなDAWソフトは「ループシーケンス機能搭載」「ソフトシンセをバンドル」をしているだけでなく『REASON』もオーディオを取り扱えるDAW化したこともあり、分別するのが難しくなりました。


 

次世代のキーワード「コードトラック」の搭載

Studio One「コードトラック」

上記してきたとおりサウンド・ワークステーションとしては、ほとんど完成しているDAWですが、次世代のDAWソフトのキーワードの一つが「コードトラック」です。

個人的にはあっても良いけど「別になくても良いのでは?」と思っていた「コードトラック」ですが、その考えは大間違いで、ペーパーレスで曲情報を一括して管理できるコードトラック搭載DAWは素晴らしいです。

現在、国内での多くのシェアを占めている「CUBASE」と「Studio One」ですが、高機能なコードトラックを搭載していて、慣れてしまうと、コードトラックなしの制作には戻ることができません。

まだ、多くのDAWでコードトラック未搭載ですが、すでに「CUBASE」と「Studio One」が搭載している以上、シェアの確保には確実に必要な機能です。

最近最上位版のDAWソフトも価格が数万円単位で安くなっていますので、クロスグレード版あたりは、あまり考えずに購入することができてしまいます。

ユーザーがコードトラックの便利さに気づいたときに、完全に乗り換えられてしまいますので、無駄な新機能やプラグインを搭載するまえにコードトラックの搭載を考えるべきです。


 


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DTM・DAWソフト最近の傾向(更新日:2019年06月26日)

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