Reason 7.1
特に大きなアップデートではないので、1ページを割いて紹介するほどではありませんが、2014年04月にワークフローが向上して使いやすくなった『Reason 7.1』と『Reason Essentials 2.1』がリリースされました。
新たに『Reason』を導入しようとしている方や、バンドル品からの上位版へのアップグレードを考えている方は「Reason 7の新機能」のほうが参考になると思いますので、そちらも併せて参照して下さい。
マイナーバグの解消もされている『Reason 7.1 / Reason Essentials 2.1』は、すでに『Reason 7』もしくは『Reason Essentials 2』を登録しているユーザーは無償でアップデートすることができます。
2014年09月にPropellerhead『Reason 8』が登場しましたので、バージョン 7.1は旧バージョンになります。
Reason 7.1の特徴
主な改良点
今バージョン『Reason 7.1』と『Reason Essentials 2.1』の主な改良点は「新世代Rack Extensionのカスタムディスプレイ対応による表示機能の向上」「シフトキーを押しながらデバイスをドラッグするとラック内のシグナルチェインがの自動再構築が可能」「オーディオクリップの表示が向上」「マスターセクションのデバイスにSpectrum EQボタンの追加」「REXファイルを含んだスライスもサンプルとして使用可能に」などのワークフローの向上。
「ReWireモードの動作の向上」「32ビットフロート形式のWAVファイルのインポート対応」「CodeMeterがバージョン5.10を付属」などのバグフィックスの解消です。
Synchronous無償提供
Reason 7.1またはReason Essentials 2.1にアップデートすると、2014年6月30日までは無償で新Rack Extension「Synchronous」が提供されます。
サウンドにモーションをプラスするデバイス「Synchronous」には、100種類以上のパッチを収録しています。
強力なモジュレーション機能を備える「Synchronous」は、さまざまな用途を考えることができますので、無償アップデート対象のユーザーは早めに『REASON』をバージョン7.1へアップグレードすることをオススメします。