Pro Tools 11
Pro Tools 11の主な新機能
処理能力を大きく高めた バージョン 11
2013年04月にAvid『Pro Tools 11』が発表され、06月にインストーラのダウンロードができるようになりました。
前バージョン『Pro Tools 10』の処理能力を大きく高めた今バージョンでは制限を感じることなく音楽制作に集中することができます。
今回のバージョンアップの主なポイントは「新しいAvid Audio Engine」と「64ビットのパフォーマンスでセッション」です。
正直なところ、2012年後半から多くのDAWがメジャーアップグレードしたなか、新たなプラグインが追加された訳ではないので、文章だけでみると『Pro Tools 11』は 新規導入組にはインパクトがないかもしれません。
しかし、旧バージョンのユーザーには、前バージョンの何倍もの処理能力を実現した『Pro Tools 11』は大きな魅力で「オーディオ・ワークステー ションとして飛躍的なバージョンアップ」と表現しても良いと思います。
Pro Tools 11動作確認パソコン
いくら、『Pro Tools 11』がシステムに負担が掛からなくなったとはいえ、スペックが高いパソコンが良いのに変わりはありません。
DAW用にパソコンの購入を考えている方はドスパラから『Raytrek-DAW Pro Tools 11 動作確認モデル』が発売されていますので、搭載されているCPUやマザーボードをはじめ細かいスペックを確認してからパソコン選びの参考にすると良いと思います。
『Pro Tools』を使おうとしているユーザーにあえて説明をする必要はないかもしれませんが、おすすめBTOパソコンでも書いている通り、PCパーツを寄せ集めたものです。
そのため、PCパーツがしっかりしていれば、PCブランドはそれほど気にする必要はないと思います。わたしが2012年にBTOパソコン・ショップ『FRONTIER(フロンティア)』でオーダーしたパソコンも快適に動作しています。映像編集用途で作りましたが、DAWソフトもかなり快適で、ストレスはありません。
Pro Tools 11の詳細スペック
パッケージ版も2013年08月から出回り始めたAvidのDAWソフト『Pro Tools 11』の詳細スペックや価格情報などに興味のある方は以下の「Pro Tools 11の詳細スペックと価格情報」で確認して下さい。
プロユースの視点で見ると『Pro Tools 11』は大きなバージョンアアップとなっています。ただバージョンアップ組には、アップグレード価格が高く感じます。