INTERNET(インターネット社)のループシーケンスソフトの『MIXTURE(ミクスチャー)』は、とてもシンプルな構造の内部完結型のソフトです。『MIXTURE』には、解説本「直感系音楽ソフトMIXTUREの使い方」が付属したソフトも販売されていました。
2017年01月13日に「MIXTURE」の後継ソフト『Singer Song Writer Loops』のリリースが開始されました。
MIXTUREは生産完了となりました。以下に記載している内容は参考のために残しておきますが、2010年05月が最終更新日で、それ以来、更新していませんので注意して下さい。
今後、「Singer Song Writer Loopsの特徴」もしくは「コード入力対応のDTM・DAWソフトの比較」で情報を確認して下さい。
MIXTUREの特徴
直感的にオリジナル曲を制作
ループシーケンスソフト『MIXTURE』の特徴は、音楽の専門知識がなくても、楽器の演奏ができなくても、ループ素材やコード進行の素材を自由に組み合わせるだけで、直感的にオリジナル曲の作曲や、編曲を行うことができるところにあります。
48トラックを装備していて、オーディオ、MIDIのデータの配置、ボーカルやギターなど楽器のレコーディングも行うことができます。
もちろん『MIXTURE』で完成した楽曲は、音楽CDや、オーディオデータにすることもできます。
コード自動生成機能
MIXTUREはループ素材や伴奏パターンを試聴して、自分の気に入ったモノを選んで、組み合わせるだけで音楽制作をすることができまるだけでなく、1曲分のコード進行を自動で生成してくれる「コード自動生成機能」があります。
ジャンルや楽曲の構成を指定するだけで、自動でコード進行を作ってくれるので、とても便利です。
また『MIXTURE』は任意でコードを入力することもできますので、自分でにコード進行を決めることも、楽譜に載っているコード進行をそのまま入力することもできます。
内蔵するフレーズ素材とソフトシンセ
MIXTUREは約4,750種類のフレーズ素材を付属しています。またソフトシンセの「Roland VSC」を内蔵しています。「Roland VSC」は902種類の楽器音、26ドラムセットを収録したシンセサイザーで、MIXTUREに配置したMIDIフレーズ、伴奏パターン、任意に入力したフレーズなど、自由に音色を決めることができます。しかし、現時点で『MIXTURE』は内蔵する「Roland VSC」以外のシンセサイザーは使用することができません。
Singer Song Writerシリーズで読み込み可能
MIXTUREで作成したファイルは「Singer Song Writer 8.0 VS」「Singer Song Writer 8.0」の『Singer Song Writerシリーズ』で読み込むことができます。ライト版の「Singer Song Writer Lite 5.0」でも2トラックのオーディオトラックは読み込むことができます。