マスタリング用エフェクターの比較

〜失敗しないプラグイン・エフェクト選び〜

このページでは個人的にもよく使用しているものも含めて、オススメすることのできる定番のマスタリング用のプラグイン・エフェクトを「ナチュラル系サウンド」と「アナログ系サウンド」に分けて紹介しています。

マキシマイザーを使用すれば『ミックスダウン&マスタリングのコツとテクニック』でも書いている通り、宅録スタジオでも市販レベルまでオーディオレベルを上げることができます。

現在DAWソフトに付属しているにマスタリング・ソフトに限界を感じていて、はじめてサードパーティー製を導入しようと考えている方には、自然な感じで市販されている作品レベルまで音圧を稼ぐマキシマイザーを強くオススメします。

 

尚、このページは主要マスタリング・プラグインが輸入版を含めると大幅な値下げになったので「定番のマスタリング・プラグイン」と「低価格マスタリング・プラグイン」を統合して再構成しています。

マスタリング用 おすすめエフェクター

ナチュラル系サウンド

WAVES L3 Multimaximizer

価格的なことも含めてマスタリング作業で一番最後にインサートするプラグインとしてオススメするマスタリング用のエフェクターはWAVES『L3 シリーズ』、iZotope『Ozone』、IK Multimedia『T-RackS Stealth Limiter』です。

WAVES『L3 シリーズ』はプロだけでなく宅録スタジオで音楽制作をしているアマチュアの方にも定番のマキシマイザーで、『iZotope Ozone』はマスタリングに必要なエフェクターをダイナミクス系を中心にひとつのシステムに詰め込んだ人気のマスタリングソフトです。

そして2015年に登場したIK Multimedia『T-RackS Stealth Limiter』、RMSだけで見ると、ひとつレベルを越えた次世代のマスタリングを予感させるマスタリング・リミッターです。

上記したエフェクターは音質をあまり変化させずにナチュラルなサウンドで音圧を稼いだり最終的なオーディオレベルの最適化することができます。

またプロのサウンド・エンジニアにも高い評価を受けているSONNOXの『Oxford Inflator』も2ミックスのマキシマイザー目的で使用することができます。


 

アナログ系サウンド

IK Multimedia『T-RackS 3』

2ミックスにアナログ機器のテイストを加えるマスタリング用エフェクターとして定番なのはバージョン 3で魅力的なエフェクターが多数追加されたIK Multimediaの『T-RackS』と、混迷していた音圧競争時代に登場して人気を得たPSP Audioの『Vintage Warmer』です。

アナログサウンドを得ることのできるマスタリング・プラグインは音が暖かく太くなるのが特徴ですが、明らかに2ミックスの音が変わります。そのため現在は少ない音質の変化でマキシマイズすることができるプラグインを一番最後にインサートしている方が多いのです。

個人的に『Vintage Warmer』を使用することはほとんどなくなりましたが『T-RackS』は現役で使用しています。


 

現代版 オススメのマスタリングソフト(2018年公開予定)

2017年の後半は「T-RackS 5」、Eventide「Elevate」、iZotope「Ozone 8」など、マスタリングソフトがかなり熱かったです。

2018年に「現代版のオススメできるマスタリング用エフェクター」を公開する予定でいます。WAVESのL3 シリーズは過去の産物と言っても間違いないかもしれません。

マスタリング・プラグイン関連記事

マキシマイザーで音圧は稼げる

マキシマイザーで市販されているレベルまで音圧を稼げることができるということや、市販されている楽曲との違いなどについてWEBマガジンとして公開してきた『ミックスダウン&マスタリングのコツとテクニック』の第07回「自宅スタジオでも音圧は稼げる」では紹介しています。

これからマスタリング用エフェクターを導入しようとしている方や、今ひとつマスタリング作業がうまく行かない方などには参考になるかもしれませんのでチェックしてみて下さい。

 

WAVESのマキシマイザー

このページでも現在のマスタリングの定番『L3 Multimaximizer』を紹介していますが、『L2 Ultramaximizer』などは「WAVESのマキシマイザー」のページのほうで紹介しています。

DAWソフトでのマスタリング作業が主流になってからは、WAVES『L シリーズ』はいつの時代も中心にいます。


 
 

マスタリング・プラグイン旧記事

PowerCore用マスタリング・エフェクター

TC Electronic/MASTER X5

参考までにTC ElectronicのPowerCore専用のマスタリング用のプラグイン・エフェクトの記事を残しておきますが、パソコンの高スペック化に伴い需要が減ったためかTC Electronicの『PowerCore』はすでに生産を完了しています。

紹介しているのはパンチのあるマスタリングが可能な最大5バンドの『MASTER X5』とはSystem6000の「MD3 Multiband Dynamics」と「BrickWall Limiter」のアルゴリズムが含まれているのが特徴の『MD3 Stereo Mastering』です。


 

Digidesign『Maxim』

Digidesign/Maxim

Digidesignの『Maxim』はPro Tools用のマキシマイザーで、オリジナルサウンドのクオリティを保ちながら、オーディオのトータル・レベルを最大化することが可能です。

プロのエンジニアにマスタリングされたようなサウンドにすることができますが、ミックスのステレオ・マスターだけではなく、環境内のさまざまなトラックに対しても『Maxim』は効果があるのでミキシング時にも使用することができます。

 

PSP『VINTAGE WARMER』

VINTAGE WARMER

マルチバンド・コンプレッサー/リミッターのPSPの『VINTAGE WARMER』は、一時期、「音圧を手軽な価格で稼げるプラグイン」として、かなり人気のあったミキシングとマスタリング用のプラグインです。

この『VINTAGE WARMER』は暖かみのあるアナログサウンドが特徴で、2ミックスや各トラックにアナログ的な太さや音圧を出すことができます。プリセットも豊富で、サチュレーション効果を再現することもできます。


 

BBE『Sonic Maximizer plug-in』

Sonic Maximizer plug-in

各トラックにもミックスダウン、マスタリングにも使用可能なBBEの『Sonic Maximizer plug-in』はハードウェア機器のBBEソニック・マキシマイザー「482i」と「882i」の機能をプラグインにしたものです。

マスタリングやギターなどのプリセットも『Sonic Maximizer plug-in』は搭載しています。

 

YAMAHA『FINAL MASTER』

YAMAHA/FINAL MASTER

YAMAHA『FINALMASTER』は楽曲全体のバランス/レベルなどをコントロールして、ダイナミックな2ミックスを制作することのできるマスタリング専用のプラグインエフェクトです。

帯域分割周波数は任意に設定可能な3バンドのコンプレッサー/リミッターを搭載していて、CD制作をサポートしてくれるプリセットエフェクトを15タイプ内蔵しています。


 

BTOパソコン音楽制作PC比較

Acid Pro 8 バージョンアップ

DAWマスタリング必須テクニック10選




DAWエフェクター比較 TOP

オススメ定番のマスタリング用のプラグイン・エフェクト(更新日:2018年05月06日)
▲ページトップ