ループシーケンス機能
ループシーケンス機能を持つDAWソフトは大変に便利です。トラック制作に掛かる時間が、大幅に短縮化されただけでなく、初心者の方にも手軽に音楽を楽しむことができ、本当の意味での「音楽制作の壁」をなくしたと思います。
需要があることもあり、現在では数多くの主要のDAWソフトがループシーケンス機能を搭載しています。
ループシーケンス機能搭載のメリット
自動的にテンポやキーを合わせてくれる

ループシーケンス機能を持つソフトは、あらかじめキーやテンポが設定されている「Apple Loops」「Acidファイル」に代表される、短い各パートのフレーズなどのオーディオデーターを貼り付けて、ループ素材の長さや、曲の調を変えたりしながら、曲を完成させて行くことができます。
主にドラッグ&ドロップとコピー&ペースを駆使してフレーズを並べて行けば、音楽の知識がなくても、手軽に音楽を作ることができます。曲のテンポやキーを変えても、限界はありますが、自動的にテンポやキーを合わせてくれるのも、ループシーケンス機能搭載のDAWソフトの特徴です。
左画像のSONY MEDIA SOFTWARE(ソニー・メディア・ソフトウェア)の『ACID(アシッド)』がループシーケンスソフトのパイオニア的な存在です。
使えるトラックが短時間で完成

ループシーケンス機能を使うメリットは初心者の方だけではありません。中級者以上の方や、仕事でサウンドクリエーターをしている方にも、作業時間を短縮することができるというメリットがあります。
昔はループシーケンス機能と同じようにフレーズをトラック上に並べて行くときには、サンプリングCDなどから好きなループをソフトへインポートして、テンポなどを自分で合わせなければいけませんでしたが…(続きを読む)
ループシーケンス機能は初心者に最適
音楽制作を手軽に始めることができる

初心者の方が音楽制作を始めるにあたりDAWソフトを開いてゼロの状態から音楽を作るのは難しいですが、ループシーケンス機能を持つソフトなら、作曲や編曲の知識がなくてもフレーズを並べて行くだけで音楽制作ができます。
確かにループだけを並べて作った作品が「作曲かどうか?」ということや「オリジナル曲なのか?」という観点からは疑問が残りますが…(続きを読む)
音楽の知識を学ぶことができる

ループシーケンス機能搭載のDAWソフトを使っていれば、手軽に音楽制作をすることができるだけでなく、曲の楽器構成なども覚えることもできるので、編曲(アレンジ)の勉強をすることができると思います。
右画像のMac本体に付属する『GarageBand』の2009年バージョンの『GarageBand '09』からは「基本レッスン」と「アーティストレッスン」の機能が追加され、ピアノやギターの弾き方を習うことができるようになりましたので、音楽の知識を学ぶこともできます。
次のページでは、DAWソフトと作品クオリティーに関わるものについて紹介したいと思います。


