EQual

〜IK Multimediaのプラグイン・エフェクト〜

10バンド・パラメトリックEQ「EQual」の特徴

T-RackS 5「EQual」

EQualの特徴

10バンド・パラメトリックEQ「EQual」はマスタリング作業で重要な高い解像度の透明で正確なデジタル処理を基本としながらも、英国、米国のアナログEQ名機をモデルにしたアナログEQカーブも呼び出すことができるIK Multimediaのプロセッサーです。

最近では周波数メーターがリアルタイムに表示されるのは当たり前になりましたが「EQual」も周波数メーターがリアルタイムに表示され、調整したいポイントをクリックすればバンドが作成されEQ調整することができます。

 

EQualのワンポイントアドバイス

L/RモードだけでなくM/Sモードでも操作することができるのも「EQual」の特筆すべき点で、マスタリング時は特に重宝します。

周波数アナライザーをリアルタイムに表示してくれ視覚的に優れている「EQual」はM/S処理が非常にやりやすいです。

個人的にマスタリング時にアナライザーを見ながらSideのローカットと中域を少し上げるなどの処理でよく使っています。

音がクリアな超高解像度プロセッサーでありながら、Neve、SSL、APIなどのアナログEQ名機をモデルにしたフィルター・カーブが搭載されていますので、間違いなくマスタリングの中核になるEQです。

 

価格を考えれば充分に高評価

万能の「FabFilter Pro-Q3」を持ってるから必要ないと言う人もいると思いますが、Pro-Q3も良いですが、処理後の音も違いますので、価格を考えれば「EQual」も充分に高評価を与えても問題ないです。

IK Multimediaのなかで今までのスタンダード・マスタリングEQであった「Linear Phase Equalizer」を使うことはなくなると思います。

 

EQualを収録する製品

T-RackS 5で新搭載されたモジュール

単品でも購入することができますが、10バンド・パラメトリックEQ「EQual」は「T-RackS 5」で新たに搭載されたモジュールで、スタンダード版「T-RackS 5(計9モジュール)」、上位版「T-RackS 5 Deluxe(計22モジュール)」、最上位版「T-RackS 5 MAX(計38モジュール)」に収録されます。

また「Total Studio 2 Deluxe」と「Total Studio 2 MAX」にも「EQual」は収録されます。


 


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EQual - 10バンド・パラメトリックEQ(公開日:2019年09月19日)

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