Waves Vocal Riderの特徴
革命的なボーカル用プラグイン
ピッチ補正、コンプ、空間系のエフェクターで処理しただけでは、ボーカル・トラックは完成ではありません。オケにボーカルが埋もれたり、浮いたりしないようにするのには、細かなボーカルのレベル調整は不可欠で、最適なレベルにするには、ボーカル・レベルのフェーダーのオートメーションをDAWソフトに書込んで行くことになります。
この作業は時間もかかりますし、技術だけでなく忍耐力も必要な作業ですが、2009年に登場したWavesのプラグイン・エフェクト「Vocal Rider」はボーカル・トラックのレベルを自動的に調整してくれる「ミックス時にボーカルパートのオートメーション処理に掛けてきた今までの時間は一体何?」と思えるような革命的なプラグインです。
<2017年追記>
わたしのVocal Riderの使い方を「WAVES Vocal Rider – 便利な自動でボーカルのボリューム調整プラグイン」で簡単に紹介しています。
最近は「オートメーションデータの書き出し」はしないで、そのままプロジェクト内に「Vocal Rider」をインサートした状態でバウンスしてしまいます。
また「初心者ための即戦力ミックス&マスタリング・ツール」として「Vocal Rider」を選出しました。
ボーカル・レベルを自動的に補正
トラックに「Vocal Rider」をインサートして、ミックスの他のパートとの関係でボーカル・レベルのターゲット・レンジを設定するだけで、ボーカル・ボリュームをインテリジェントに上下させ、リアルタイムにターゲットからの偏差を自動的に補正してくれ、バックトラックに埋もれたり、浮いたりしないボーカル・トラックを完成させることができます。
ボーカル・レベルのオートメーション・プラグインなので、「Vocal Rider」の動作はコンプレッサーとは異なり、トラックに色を加え、サウンドのキャラクターを変えることはありません。またレイテンシーもフリーなため動作も快適です。
Vocal Riderの評価と詳細スペック
mipa award 2010
2010年の『mipa award』にもノミネートされた「Vocal Rider」は個人的に「すごい次元まで来た」というのが率直な感想です。わたしが、もし『mipa award』に一票入れる権利があれば、2010年は「Vocal Rider」に入れたと思います。
しかし、プロのミキシング・エンジニアに頼る方が、さらに減るかと思うと、少し複雑な気持にさせるプラグインでもあります。それほど、「Vocal Rider」は凄いレベルのプラグインで、音楽制作をしてきた期間が長ければ長い人ほど、その凄さを実感することができるのではないかと思います。
Vocal Riderの詳細スペックとバンドル製品
ボーカル・トラックのレベルを自動的に調整してくれる「Vocal Rider」は単品の『Vocal Rider Native』の他に『Mercury Native Bundle』『Horizon Native Bundle』などのバンドルにも収録されています。
Waves「Vocal Rider」の詳細スペックをはじめ、「Vocal Rider」を収録するバンドル製品の詳細や価格情報等は以下の「Vocal Riderの詳細スペックと価格情報」で確認して下さい。