MicroBookの特徴
DSP搭載のUSBオーディオ・インターフェイス
2010年に登場したシルバーのボディーが印象的のMOTUの『MicroBook』はポケットに収まる軽量サイズのUSB バスパワーで駆動するオーディオ・インターフェイスです。
重量が298gのコンパクト・サイズにも関わらず『MicroBook』はファンタム付マイク入力を含む4入力 2出力端子を装備しているだけでなく、DSPパワーによるミキシング&エフェクト機能、アナライズ機能、オシレーターなども搭載しています。
重量が300g以下なのでモバイル環境はもちろんのこと、高品質サウンドで知られるMOTUのオーディオ・インターフェイスにしては価格も手頃なので小規模な宅録スタジオ環境にも最適です。
豊富な入出力とマイクプリアンプ
DSP搭載のMOTUのオーディオ・インターフェイス『MicroBook』はコンパクト・サイズながら入出力端子も豊富です。
入力端子はフロントパネルにマイク入力、ギター用のHi-Z入力、リアパネルにキーボート向けのステレオライン入力、iPodなどに適したステレオミニ入力を装備しています。
出力端子はフロントパネルに独立ボリューム機能付きのヘッドホン出力、リアパネルにステレオライン出力とミニステレオ出力、S/PDIF デジタル出力を装備しています。
マイクプリアンプは自然でニュートラルなサウンドが特徴で、20dBのPADと+48Vのファンタム電源を持っているので、大音量のギター・アンプなどの録音や『MicroBook』を使用したボーカル録音でダイナミックマイクだけでなく、コンデンサーマイクを使用することもできます。
DSPパワーによるミキシング
標準で『MicroBook』に付属する『CueMix FX』は、ルーティングが可能な5ステレオBUSミキサーや、DSPパワーのコンプレッサーと英国製アナログコンソールのEQを継承した7バンドのアナログモデリング・パラメトリックEQを各入出力チャンネルに実装することのできるソフトです。
内蔵DSPなのでミキシングやエフェクト処理をパソコンのCPUに負荷をかけることなく使用することができるのも大きなメリットです。
他にも、サイン及びピンク&ホワイトノイズのジェネレーターや、オシロスコープやFFTスペクトラムアナライザー、フェイズメーターなどの先進的なオーディオ・アナライズツールを『MicroBook』には搭載しています。
バンドルDAWソフト『AudioDesk』
24bitレコーディング、編集、ミキシング、マスタリングなどをすることができるDAWソフト『AudioDesk』を『MicroBook』はバンドルしています。
Macintoshのみで利用することができる『AudioDesk』はMOTUの定番ソフト『Digital Performer』の弟分のソフトです。