Studio One 4

〜PreSonusのDTM・DAWソフト〜

Mac/Windowsに対応するPreSonus(プリソーナス)のDAWソフト「Studio One シリーズ」が2018年05月にメジャーアップデートし「Studio One 4」となりました。

ユーザーからのフィードバックやリクエストが重視されMIDI編集のワークフローの改善とパターンベースのビートメイキングがテーマとなった「Studio One 4」は大きく進化しました。

バージョン4のラインナップはフラッグシップの「Studio One 4 Professional」、ミドルレンジの「Studio One 4 Artist」、無償の「Studio One 4 Prime」の3種類のグレードが用意されています。

Studio One 4 メイン画像1

Studio One 4の新機能

PreSonus「Studio One 4」のバージョンアップの目玉は、新機能「コードトラック」の搭載、MIDI/オーディオのハーモニー編集、ドラム・サンプラー「Impact」、サンプラー「Sample One」の機能強化などです。

コードトラックとハーモニー編集

Studio One 4「コードトラック」

フラッグシップの「Studio One 4 Professional」には、新機能としてコードトラックとハーモニー編集が搭載されました。

前バージョンから搭載されたアレンジトラックと同じ場所に配置して使用するコードトラックは、ソングのキーやコード進行を指定する機能です。

MIDIデータやオーディオのフレーズからコード情報を抽出し、それをもとに自動でコード進行を指定することができます。

自分で「コードセレクター」からコードを選んでコード進行を指定することもできます。

コードトラックで作ったコード進行はハーモニー編集の機能でソング内のMIDI/オーディオデータを追従させ、和声を合わせることができます。

Studio One 4 のハーモニー編集の機能の優れているところは、メジャーコードをマイナーコードに、マイナーコードをメジャーコードに変換することができるところで、その精度もなかなかのものです。

Melodyneなどでコード楽器のコード解析やハーモニー編集をやっている人でも、DAW標準機能であるということを考えると、「Studio One 4」のハーモニー編集はちょっと感動します。

進化したドラム・サンプラー「Impact XT」

Studio One 4「Impact XT」

標準搭載されていたドラム用サンプラー「Impact」が「Impact XT」に進化してベーシックなドラム・サンプラーからドラム用ワークステーションになりました。

旧 Impactは16個のパッドにサンプルをインポートして使用していましたが、「Impact XT」は新しく8つのバンクを備えました。

そのため最大128個(16個 × 8バンク)のサンプルを使えるようになっています。

ループのスライスやリアルタイムでのタイム・ストレッチなどのサウンド・デザイン関連機能、ステレオ16系統 + モノラル16系統の全32アウトプットを「Impact XT」は備えています。


「Impact XTの特徴と使い方 - 第04回 Studio One ガイド」で「Impact XT」の基本的な使い方やオススメの使い方を記載しています。

標準で「Studio One 4」に付属するライブラリ「Musicloop」を使うのが「Impact XT」とパターン機能を理解して使いこなす一番の近道です。



ドラム・エディターとパターン機能

Studio One 4「ドラム・エディター」

新しい「ドラム・エディター」と多機能なステップシーケンサ-・スタイルの「パターン機能」は「Impact XT」で使われることが想定されていてクリエイティブなビート・メイキングができます。

多くのユーザーからの要望に応えたドラムを打ち込みやすいように設計されたドラム・エディター「Impact XT」はトラックにデフォルトで立ち上がりますが、ピアノロールに切り替えることもできます。

パターン機能は各打楽器のステップ数を異なる値に設定したり、特定のノートをリピート再生するなどもできます。

機能強化された「Sample One XT」

Studio One 4「Sample One XT」

シンプルで使い勝手の良かった音階演奏をすることができるサンプラー「Sample One」は「Sample One XT」へ名称変更し機能強化されています。

サンプルのスライスやリバース、ノーマライズなどができるようになり、音作りの幅が広がりました。

パフォーマンスからビート・メイクまでを「Sample One XT」のみで実現することができます。

Sample One XTは、Impact XTとのあいだでサンプルをドラッグ&ドロップできたり、標準搭載の「Presence XT」などのインストゥルメントとのドラッグ&ドロップでのサンプルのトレードも可能です。

メーカーの言葉をそのまま使うと「Sample One XTは単なるサンプル・プレイバックを超えたサンプリング・パワーハウスへと大幅に進化しました。」ということです。


 

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Studio One 4の新機能 | DTM・DAWソフト比較ナビ(更新日:2019年01月16日)

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