Cubase 9 の新機能 – サンプラートラック搭載

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Steinberg(スタインバーグ)が『Cubase 9』へ2016年12月にメジャーアップデートさせました。

ラインナップは最上位版『Cubase Pro 9』、ミッドレンジ版『Cubase Artist 9』、エントリー版『Cubase Elements 9』です。

バンドル版の『Cubase AI/Cubase LE』もアップデートしています。

Cubaseについて「最も完成された DAW」とSteinbergのほうでも言っていますが『Cubase Pro 9』を見るとその表現に間違いはないです。

このページを公開する前に先行して「Cubase 9へ全グレードがメジャーアップグレード」で書きましたが、バージョン8の段階で、ほぼ完成したDAWソフトです。

MIPA 2017のRecording Software 部門で「Cubase Pro 9」は最優秀賞を受賞しています。『Cubase シリーズ』はMIPA2014から4年連続の受賞となります。

Cubase 9の主な新機能

バージョン9での進化

最上位版『Cubase Pro 9』を中心に書きますが、バージョン9の主な新機能は「プロジェクトウィンドウの進化」「サンプラートラック搭載」「ミックスコンソールの操作を履歴管理」です。

プロジェクトウィンドウが進化して、メイン画面がすべて一体化されたのとミックスのアンドゥ/リドゥが作業面でプラスになる人も多い思います。また最大10トラックまでのマーカートラックを作成できるようになっています。

サンプラートラック搭載

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Cubase 9の目玉であるビルトイン・サンプラーの「サンプラートラックの搭載」をわかりやすく説明するとオーディオトラックでも、VSTインストゥルメントでも、MIDIトラックでもはなく、Cubaseのトラックとして独立しているトラックです。

専用サンプラーの機能ですので、読み込んだオーディオデータをMIDIで演奏することができ、編集した素材を同社の「HALion」や「GrooveAgentライブラリー」としてエクスポートもできるのが特徴です。

最近はソフトシンセも、すごいクオリティーとボリュームがありますので、サンプラー自体をあまり使わない人も増えていると思います。

ただ、あらかじめ数百のサンプルとプリセットを収録する専用サンプルライブラリー「Caleidoscope」が付属しますのでCubaseの「サンプラートラック」を気軽に使うことができます。

新たな搭載エフェクターとソフトシンセ

M/S処理に対応した「Frequency 8バンド EQ」を『Cubase Pro9』のみ搭載しています。

また、音圧を最大限にブーストする「Maximizer」がインターフェースだけでなく、アルゴリズムから新しくなっています。搭載モードはclassic/modernの2つです。

サンプラートラックは搭載しましたが、新たなソフトシンセの追加はバージョン9では、ありませんでした。

それでも、さまざまなスタイルの音楽をカバーする、400以上のドラムループとプリセットを収録する「Production Grooves」が「Cubase 9」で付属されています。

無償アップデートとお得なバンドル製品

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Cubaseバージョン9への無償アップデート

2016年10月27日以降にCubaseをアクティベートした人はCubase Pro 9 / Cubase Artist 9 / Cubase Elements 9 への無償アップデートが提供されます。Cubaseの無償アップデートは購入日ではなく、ソフトをアクティベートした日です。

お得なCubase Pro 9バンドル製品と並行輸入品

Cubase Pro 9にオーディオインターフェイスをバンドルしたお得な「Cubase Pro Producer Pack」と「Cubase Pro Recording Pack」の販売が開始されています。

Cubase シリーズの詳細スペックと最安値情報

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