nanoKEY シリーズ – KORGのMIDIキーボードの比較

KORG nanoKEY2

タイピングする感覚で軽快にMIDI入力をすることができる『nanoKEY シリーズ』には、超スリムサイズのUSB-MIDIキーボード「nanoKEY2」と、多機能なオールインワン・モバイルMIDIキーボード「nanoKEY Studio」があります。

ベストセラーモデルの「nanoKEY2」は、キーボード本体よりも「M1Le」や「Reason Limited」をはじめとする付属する音楽ソフトのほうが高額と言っても間違いありません。

価格からは考えられないような多くのバンドルソフトが付属しているのも「nanoKEY2」の人気に拍車をかけている気がします。

KORG nanoKEY シリーズのバンドルソフト

KORG nanoKEY2の特徴

超スリムサイズのUSB-MIDIキーボード

コルグ「nanoKEY2」価格も魅力で、すごく高い評価を受けている KORGの超スリムサイズのUSB – MIDIキーボード「nanoKEY2」ですが、機能とか演奏とか、そういう細かいことは考えずに、手軽に導入することができるモバイル環境にも最適なキーボードです。

nanoKEY2 のカラーはブラックとホワイトがあります。

スリムサイズでも多機能

スリムサイズとは言っても「nanoKEY2」はベロシティ対応で「PITCH UP/DOWNボタン」「OCTAVE UP/DOWNボタン」「MODボタン」「SUSTAINボタン」をキーボード本体に搭載していて、なかなか多機能です。

専用エディター・ソフト「KORG KONTROL Editor」にも対応しているので、「nanoKEY2」のベロシティ・カーブなども変更することができます。

ただし、25鍵盤ではなく、25キーなので、キータッチとか演奏感とかは書きませんが、DAWソフトに搭載されているディスプレイ上の鍵盤キーボードに比べると、数段作業がはかどります。

nanoKEY2 レビュー

気分転換にリビングの大きなテレビを観ながら、ノートPCで、ちょっとした作業をしたかったので、2013年12月に実際にブラックカラーを購入してみましたが、本体の薄さもあって、驚くくらい「nanoKEY2」は邪魔になりません。本当に「お〜」という感じです。

キーボード本体に「SUSTAINボタン」もあるので、ピアノ系の楽器をリアルタイム入力する人もいるのだと思いますが、どうしても「ツールに人間が合わせる状態」になってしまうので、個人的にはメロディーをスケッチする感じ以外での、MIDI入力用のキーボードとしては使わないと思います。

そのためDAWベースで、しっかりとした音楽制作をしようとしている人の1台目のMIDIキーボードとしてはオススメはしません。

それでも、サブ機用であったり、モバイル環境用と割り切れば、「nanoKEY2」は価格も安いので非常に良くできた製品で、手軽に導入することができるという点でも人気があるのもわかる気がします。

nanoKEY2の詳細スペック & 価格情報

nanoKEY Studioの特徴

最先端の多彩な演奏モード

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PCのキーボードをタイピングする感覚で軽快に入力できるベロシティ対応の25鍵キーボードは音程に合ったキーを教えてくれる「キーが光るスケール・ガイド機能」や、音楽的なフレーズを生成してくれる「イージー・スケール機能」など、誰でも簡単に演奏ができる最先端の多彩な演奏モードを備えています。

はじめは「nanoKEY2」に「nanoPAD2」「nanoKONTROL2」の一部が搭載された感じがしましたが明らかに「nanoKEY Studio」は別物で、鍵盤部分だけを見ても数段進化しています。

短時間で曲の形を作れる

nanoKEY Studio画像2
ベロシティ対応の8個の「トリガー・パッド」はドラム演奏をそのまま表現することができるだけでなく、コード演奏モードで短時間で曲の形を作ることができます。

最近の流行である画像の「タッチ・パッド(X-Yパッド)」は指1本で触れるだけでソフトシンセやプラグイン・エフェクトをコントロールすることができます。

また「タッチ・パッド」はリズムパターン付きの「アルペジエータ」を搭載していますので、シンプルな操作で新しいフレーズを生み出すこともできます。

8個のノブではソフトシンセやプラグイン・エフェクト、DAWミキサーなどコントロールすることができます。

Bluetooth MIDIでワイヤレス接続

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USB接続だけでなく「nanoKEY Studio」は「microKEY Air」と同様にBluetooth MIDIによるPCとiPad / iPhoneとのワイヤレス接続をすることができます。

実はケーブルを繋がなくて良いというのは、これだけでも凄いMIDIキーボードなのですが、あまりに「nanoKEY Studio」は多機能だったので、書くのを忘れそうになりました。

nanoKEY Studioのセレクトポイントと詳細スペック

もちろん魅力的な「nanoKEY Studio」ですが、はじめてMIDIキーボードを購入する人にはしっかりと鍵盤の重さを感じて音楽制作を覚えてほしいということもあり、個人的には他のMIDIキーボードをオススメします。

コンパクトなモバイルMIDIキーボードなので、持ち運びを考えている人や、セカンドPC用やiPadでの使用を考えている人には、かなりオススメすることができるキーボードです。

勢いを感じることのできる KORGの多機能モバイルMIDIキーボード「nanoKEY Studio」の詳細スペックや価格情報に興味のある人は以下の「nanoKEY Studioの詳細スペック & 価格情報」で確認して下さい。

nanoKEY Studioの詳細スペック & 価格情報

KORGのMIDIキーボードの比較
KORGのMIDIキーボード「microKEY シリーズ」「nanoKEY2」や、MIDI2.0に対応したオーディオインターフェイス内蔵のDAWコントローラ機能も装備する「Keystage シリーズ」などを紹介しています。KORGのキーボードに付属するバンドルDTMソフトやセレクトポイントも紹介しています。
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