T-RackS Deluxeの特徴と5つのプラグイン – IK Multimediaのバンドル製品

IK Multimedia「T-RackS Deluxe」

参考までに記事を残しておきますが、ここに記載しているIK Multimedia「T-RackS Deluxe」は古い情報です。

2023年に確認したところ、IK Multimedia 公式サイトから「T-RackS Deluxe」の情報はなくなっています。現行の『T-RackS シリーズ』は「T-RackS 5 SE」「T-RackS 5 v2」「T-RackS 5 MAX v2」となります。

5つの即戦力プラグインを追加(旧バージョン情報)

前バージョンの「T-RACKS PLUG-IN(現 T-RackS Classic)」に搭載されていた4つのプラグインに「Vintage Tube Compressor/Limiter Model 670」「Tube Program Equalizer」「Opto-Compressor」「Linear Phase EQ」「Brickwall Limiter」の5つの即戦力プラグイン・エフェクターを追加したパッケージがIK Multimedia『T-RackS Deluxe』です。

手軽にMS処理ができる

IK Multimediaはマスタリング・プラグインの世界で歴史のあるメーカーですが、「T-RackS 3」で現在のマスタリングの定番ともなったMS処理に素早く対応しています。

それほどIKのプラグインは高額ではないので(WAVESと比較すると)、手軽にMS処理をすることができるのも非常に良いところです。

ミックス&マスタリングで「Linear Phase Equalizer」「Opto-Compressor」は、かなりの戦力になると思います。

追加された新エフェクター(旧バージョン情報)

Opto-Compressor

Opto-Compressor

ハイエンド光学式コンプレッサーの特徴をアナログ・モデリングで忠実に再現したのが「Opto Compressor」です。個人的にはT-RackS Deluxeに搭載された新しい5つのなかで、この「Opto Compressor」が一番好きなプラグインです。

どこのメーカーもそうですが、アナログの銘機をモデリングしても音に個性が出ますので、IKの音は少し苦手という人がいるのが当然です。しかしナチュラルは「Opto Compressor」はお気に入りにしている人が、かなりいるのではないかと思います。

Opto Compressorは「Stereoモード」または「MSモード」で動作します。

Vintage Tube Program Equalizer

Vintage Tube Program Equalizer

通すだけで音が良くなると至るところで言われているハードウェアEQの銘機「Pultec EQP-1A」は、細かい操作をすることができませんが、音楽的なポイントを押さえているのが特徴です。

その銘機「Pultec EQP-1A」をIK MultimediaのDSMおよびSCCテクノロジーにより忠実にモデリングしたのが「Vintage Tube Program Equalizer」です。

IKの「Vintage Tube Program Equalizer」は「Stereoモード」または「MSモード」で動作します。

Linear Phase Equalizer

Vintage Tube Program Equalizer
高精度・高解像度リニア・フェイズ6バンドEQ「Linear Phase Equalizer(リニアフェイズ・エコライザー)」はフェイズ特性の切替(ミニマム/リニア)機能も備えています。

位相ずれによる歪みを回避するだけでなく「MSモード」に対応していますので「Linear Phase Equalizer」はマスタリング時のMS処理にも活躍します。

Vintage Tube Compressor/Limiter model 670

Vintage Tube Compressor/Limiter model 670

究極のコンプレッサー/リミッターとして、さまざなメーカーでプラグイン化しているビンテージ・コンプレッサー/リミッター「Fairchild 670」をベースに、IKがすべてのパラメーターを忠実に再現したのが「Vintage Tube Compressor/Limiter model 670」です。

1dBや2dB程度の圧縮でも、アナログコンプの持つ暖かさと太さを得ることができ、実機の「Fairchild 670」と同様に、単一トラックやバストラックでのミキシング時に使用しても良いですし、マスタリング時のメインコンプとしても活躍します。

Vintage Tube Compressor/Limiter model 670の解説

Brickwall Limiter

Brickwall Limiter

2015年に「Stealth Limiter」がリリースされ、IKのなかで存在感はかなり薄くなりましたが「Brickwall Limiter(ブリックウォール・リミッター)」は音声信号の躍動感を損なうことなくクリアにマスターの音圧を上げることが可能なマルチ・アルゴリズム・マスタリング・リミッターです。

素材のタイプに合わせたアルゴリズムも選択することも「Brickwall Limiter」はできます。

「T-RackS Deluxe」に含まれるプラグインは「T-RackS MAX」にもすべて収録されています。IK Multimediaの『T-RackS Deluxe』の詳細スペックと価格情報に興味のある方は「T-RackSの詳細スペック&価格情報」でチェックして下さい。

IK Multimedia「T-RackSの詳細スペック & 価格情報」 の詳細

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