SONAR X1

〜CakewalkのDTM・DAWソフト〜

SONAR X1の注目の新機能

2012年に『SONAR X2 シリーズ』が登場したため、『SONAR X1』は旧バージョンとなります。

Essentialを加えた3ラインナップ

SONAR X1 Essential

バージョン9を一気に飛び越えて2010年12月に登場した『SONAR X1』はバージョン8の後継DAWソフトで、前バージョンまでの『SONAR』に比べてかなり大幅な機能強化が図られています。

ラインナップは従来の最上位版『Producer』と標準版『Studio』に、新たにビギナー向けの『Essential』を加えた3ラインナップで、この3モデルはすべて共通のユーザー・インターフェースを採用しています。また下位モデルは用途に合わせて上位版へアップグレードすることもできます。

一新されたユーザー・インターフェース

今回のバージョンアップで真っ先に目が行くのは一新されたユーザー・インターフェースです。最近のスタンダードになったワイド・スクリーンのPCディスプレイに合わせて『SONAR 8.5』までの2画面構成から1画面構成に最適化され、ウィンドウの切り替えを行わない効率的な作業を行うことができるようになりました。

他にも、機能ごとに用意されていた「基本メニューの一元化」、作業画面のレイアウトを自由に変更することができる「MultiDock機能」、複数のファンクションを持つ「スマート・ツール」、プラグイン・エフェクト/ソフトシンセ、ループ素材をドラッグ&ドロップで使用することのできる「新設計ブラウザ」などの新機能により、さらに効率的な音楽制作の環境が実現されました。

ProChannel コンソール

プラグイン関連の主な強化は一組のマルチ・エフェクトとして複数のプラグインを管理することができる「FX Chain機能」の装備と最上位版『SONAR X1 Producer』のみにアナログ・モデリングによるコンプレッサー、EQ、チューブ・サチュレーションを統合した「ProChannel コンソール」がすべてのチャンネルに搭載されました。

 

SONAR X1と他社のDAWソフト

Essentialというネーミング

今回のシリーズからビギナー向けの『SONAR X1 Essential』が加わりましたが、この「Essential」という名前から比較DAWソフトである誰もが『Cubase Essential』を連想するでしょう。

あえて同じネーミングを付けていますが「どうぞ導入前にCubaseと比較して下さい。」という堂々とした自信の現れのようなものを感じます。

 

SONAR X1 Studioは大幅なプライスダウン

SONAR X1 Studio

また、ユーザー・インターフェースをはじめとする大幅な機能強化を目にすると意外と見落としがちかもしれませんが、標準版『SONAR X1 Studio』にはバージョン8までは最上位版の『Producer』のみに搭載されていた「V-Vocal」「TL-64 Tube Leveler」などが今回搭載されているだけでなく、前バージョンよりも販売価格自体が安くなっているので、実質は大幅なプライスダウンになり非常にお得感が出ています。

このページを作成する前に「Pro Toolsの新機能」で「王者の参入により他の主要DAWソフトは販売価格を見直さなければならない可能性も出てきたのではないでしょうか。」と書いていますが、この『SONAR X1 Studio』のプライスダウンは、『SONAR X1 シリーズ』の一ヶ月前に販売を開始した『Pro Tools 9』を意識してのものではないかと勝手に思っています。

 

今回のバージョンアップの感想

個人的に今回の『SONAR』のバージョンアップは時代に合わせて使いやすくなったことをはじめ販売価格も含めて高く評価しています。

また他社の競合DAWソフトである『Cubase シリーズ』や『Pro Tools シリーズ』への意識を忘れずに、独自のカラーを出している『SONAR シリーズ』には非常に共感を持つことができます。

 



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