FL Studioのバージョンごとの新機能

FL Studio ヒストリー

Image-Line「FL Studio」は、ライフタイム・フリーアップデートが適用されるので、毎回のバージョンアップを楽しみにしていると人が多いと思います。

このページでは、生涯アップデートが無償提供されるのが一番の魅力の「FL Studio」のバージョンごとの新機能を紹介しています。

2023年10月にリリースされた最新の「FL Studio 21.2」では、主要DAWソフトのなかで、先陣を切って、ついにAI機能を本格的に搭載してきています。

FL Studioの新機能 バージョン 20 ~ 21

FL Studio 21(2022年12月)

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バージョン 21のFL Studioの主な新機能は「オーディオエンベロープとゲインコントロール」「新しくなったブラウザ」「ユーザーインターフェイスのテーマが選択可能」です。

新たに追加されたプラグイン・エフェクトは「Vintage Phaser (Signature Bundle +) 」「Multiband Delay (Producer Edition +) 」「VFX Sequencer (Fruity Edition +) 」で、All Plugins Edition には リバーブプラグイン「LuxeVerb」も追加されています。

FL Studio 21.1(2023年10月)

2023年10月にリリースされた版「FL Studio 21.2」は、マイナーアップデートとは思えないアップデートで、AIによるStem Separation(ステム分離機能)と、主要なデジタル・ストリーミング・プラットフォームの仕様に準拠する AIマスタリング機能(FL Clound)が追加されています。ステム分離機能はあらゆる曲をステムに分離する機能です。

FL Studio 21の詳細

FL Studio 20(2018年05月)

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バージョン 12から一気にバージョン 20となった Image-Line「FL Studio 20」で、今まではWindows専用でしたが待望のMac対応しました。WindowsとMac両方のライセンスを入手することが可能です。

その他にも「FL Studio 20」で「プレイリストとピアノロールで拍子記号の入力が無制限」「選択したオーディオとパターン・クリップをバウンスしてオーディオ化する機能」「プレイリストで複数のアレンジメントのサポート」「プラグイン遅延補正のリニューアル」などの新機能が搭載されています。

FL Studioの新機能 バージョン 11 ~ 12

FL Studio 12(2015年07月)

一新されたユーザーインターフェイスが目を引く2015年07月に発売を開始した「FL Studio 12 SIGNATURE Bundle」は新たに、ソフトシンセ「Harmless」、エフェクター「Gross Beat」、リアルタイムピッチ補正/ハーモナイズプラグイン「Pitcher」の3つの強力なプラグインが新たに追加されています。

バージョン12で「マルチタッチ機能」がミキサーにまで拡張されたのもポイントの一つです。

FL Studio 11(2013年04月)

FL Studio112013年04月に多くの新機能が追加された統合型の音楽制作ソフト「FL Studio 11」が登場しました。FL バージョン 11の目玉として搭載された新機能は「マルチタッチ・サポート」と「パフォーマンスモードの搭載」で、「新しいプラグイン・ソフトシンセ & エフェクター」も追加されています。もちろん前バージョンで大好評だった「ライフタイムフリーアップグレード」も付属しています。エディションは「Signature」「Producer」「Fruity」の3エディションが「FL Studio 11」にはありますが…

「FL Studio 11」の新機能へ

FL Studioの新機能 バージョン 8 ~ 10

FL Studio 10の新機能(2011年08月)

FL Studio 10 画像ライフタイム・フリーアップグレードが付属したオールインワン統合型の音楽制作ソフト「FL Studio 10」が2011年08月に発売開始になりました。ニューバージョン「FL Studio 10」では「64 ビットプラグインのサポート」「32 ビット/64 ビットOS 環境でのメモリ管理の改善」「ピアノロール上でのノートデザインの変更」「ミキサー表示の拡大と波形表示」、プロジェクトの音色、チャンネル、パターンを一覧で…

「FL Studio 10」の新機能へ

FL Studio 9の新機能

FL Studioバージョン9バージョン 9の主な新機能は、ミキサートラック数が99に増大、Smart disable チェックボックス機能、MIDIナンバーにより複数のインストゥルメントチャンネルをコントロール可能、エフェクトプリセットをミキサートラックとチャンネル上にドロップ可能、ピアノロールで自動シーケンスを作り出す「Riff machine」などです。

また、ほとんどのプラグインの改良に加えて、多くの動作の最適化やユーザーインターフェースの最適化が「FL Studio 9」ではされています。

尚、「Smart disable チェックボックス機能」は使わないプラグインを省略することでCPU負荷を減少することができます。

個人的にバージョン 9のアップグレードで搭載された機能で興味があるのは自動でリフを作り出すことができる「Riff machine」です。

FL Studio 8の新機能

FL Studioバージョン82008年に登場したバージョン8の主な新機能は、搭載エフェクトやソフトシンセの追加、アップデイト。ピッチ検出をはじめとする「Edison」の改良。「Sytrus」「Love Philter」のエンベロープをステップ編集することができる「エンベロープシーケンサー」などです。他にもインターフェイスなど、いろいろとバージョンアップしています。

また公式マスコットキャラクタ「FL Chan」が踊るビジュアルプラグイン「Fruity Dance」も追加されています。「Fruity Dance」に関してはノーコメントです。

FL Studio シリーズの詳細スペックと価格情報

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