DTMベース音源

〜ソフトシンセ比較ナビ〜

ベース専用のオススメDTM音源

Trilianが定番の音源

ソフトシンセ・ベース音源

DAWソフト付属であったり、マルチ音源に収録されているベースの音色に物足りなさを感じている方は、やはりベース音源はSpectrasonicsの『Trilian(トリリアン)』を中心に考えると良いでしょう。

正直なところ、前モデルのベース音源の定番ソフトシンセ『Trilogy(トリロジー)』でも充分に使えましたが、30GB以上の後継モデル『Trilian』のベース・ライブラリーは、更にさまざまなベースの演奏を再現することが可能です。

個人的にもエレキ・ベースに限って言えば、ベースサウンドに対する中途半端さがないのも魅力の『Trilian』を現在はメインに多くの場合で使用しています。

他にもベース専門音源にはVIR2の『BASiS』やBEST SERVICEの『CHRIS HEIN BASS(クリス・ハイン・ベース)』もありますが、各ソフト音源の販売金額等も考慮すると比較するまでもなく、後悔しないという点では、数々の賞も受賞した現在の定番ソフトシンセである『Trilian』がオススメです。


フィジカル・モデリング・ベース音源 MODO BASSが登場

フィジカル・モデリング・ベース音源「MODO BASS」

久々に期待することのできるベース音源『MODO BASS』の販売をIKが開始しました。業界初のフィジカル・モデリング・ベース音源です。

実際のところはわかりませんが8年間の研究を経てのリリースとのことなので(休止期間もあった気がします)、個人的にも期待しています。この記事を書いている現在は購入していませんが、多分購入しますので、12月に一般公開予定の新サイトのほうで詳しく『MODO BASS』の記事を書きたいと思います。

数年前にDAWソフトは次世代に突入しましたが、「ソフトシンセの再定義」とまでIKは書いていますので、サンプル・ベースではない『MODO BASS』はソフトシンセの世界も次世代への突入を感じさせる音源です。

軽くてリアルなベースサウンドならば、長く続いた『Trilian』一択のベース音源の世界も変わるかもしれません。


 

<追記>
予定通り『MODO BASS』を購入しましたので、簡単に「MODO BASSを使用した第一印象」のほうに記載しました。

 

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ワンポイントアドバイス

ベロシティーを中心にMIDIデータの修正が必要になってくると思いますが、貧相なベース音源を使用している方は『Trilian』などの優れたソフトシンセに音を差し替えるだけでも、かなりのグレード・アップを感じることができると思います。

多分、ベース専用のソフトウェア音源の導入をしようとしている方は、DAW中級者以上の方だと思いますので、ワンポイントアドバイスとしてひとつ書いておきます。

それはベースが良いとボーカルが良く聴こえるということです。キックとベースの関係が重要なのは至るところで書かれていますが、ボーカルとベースの関係は以外と知られていません。

もちろん音色だけでなく、ベースラインも重要ですが、ボーカルとベースに今まで以上に気を配ってあげるとトータルでの楽曲レベルを上げることができます。

ボーカルとベースの関係に関しては『ミックスダウンのコツ』でも公開中に書きましたが、また機会やリクエストが多ければ、どこかで解説したいと思います。

必要ハードディスク容量に注意

上述した通り個人的にはベースのソフトシンセにはSpectrasonics『Trilian』を強くオススメしますが、唯一『Trilian』を使用する際に注意しなくてはならないのが必要ハードディスク容量です。

30GB以上のディスクスペースは半端ではないので、時代遅れの中途半端なパソコンを使用している方は「DTM・DAW用BTOパソコン」でも書いていますが注意が必要です。

尚、他のベース音源の必要HDD容量は『BASiS』が約9GB、『CHRIS HEIN BASS』が約14GBです。ちなみに『Trilian』の登場で生産完了になった『Trilogy』は約3GBでしたので、比較すると圧倒的にディスクスペースが必要というのが分かると思います。

 

Spectrasonicsの『Trilian』をはじめとするベース音源の詳細スペックなどは以下の「ベース専用のDTM音源の一覧」でチェックして下さい。『Trilian』にはお得な並行輸入版もあります。


 


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ベース専用のDTM音源 | おすすめソフトシンセ比較ナビ(更新日:2017年01月14日)
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