2013年07月に登場した「Logic Pro X」はソフト価格が安いので魅力を感じている人が多いと思いますが、発売当初はバージョン Xの解説本はなく、前バージョンの解説本を仕方なく読んでいた人も少なくないと思います。
しかし、2013年11月に発刊された「Logic Pro X 攻略BOOK」を先頭に解説本が出揃ってきましたので「使いこなせるか?」という不安を持っている人も、読みながら覚えていけば、問題なく「Logic Pro」を使いこなすことができると思います。
定番の「Logic Pro X 攻略BOOK」の他には電子書籍版もある「Logic Pro X マスターブック」、DTMの入門書でもある「Mac DTM入門「Logic Pro X」で音楽制作」が発刊されています。2014年03月には「MASTER OF Logic Pro X 」も登場しました。
Logic Pro Xのガイドブック
Logic Pro X 攻略BOOK
2013年11月に「Logic Pro X」の解説本のなかで一番はじめに発刊されたサウンド・デザイナーの「Logic Pro X 攻略BOOK」は、ソフトのダウンロード購入方法にはじまり「インストール」「各種セットアップ方法」「基本操作」。
実際に「Logic Pro X」を使った「楽曲制作の流れ」「さらなる応用」「付属プラグインの解説」などをオールカラー336ページで解説している書籍です。
ソフトシンセを使ったバックトラックの作り方、ギター/ベース/ボーカルの録音 、オーディオとMIDIデータの編集、楽曲全体に関するアレンジ/編集など、この一冊で「Logic Pro X」での楽曲制作に必要な最低限の知識を得ることができます。
新バージョンで搭載された リアルなドラムパターンを生み出す 「Drummer」を利用したバックトラック作りも紹介されています。
個人的にもオススメの、すでの定評のある「攻略BOOK シリーズ」なので、初心者の方でも「Logic Pro X 攻略BOOK」は安心感があり、間違いなく「Logic Pro X」の操作を覚えることができます。
Logic Pro X マスターブック
マイナビから2014年01月に発刊された「Logic Pro X マスターブック」はAppleの「GarageBand」から「Logic Pro」へステップアップしたいユーザーを強く意識した解説本です。
内容は「基礎知識」「基本操作」「リージョン・トラックの編集」「オーディオ録音」「MIDI録音」「エフェクターの活用」などで、「Logic Pro X」を分かりやすく解説しています。
すでに「Logic Pro」をある程度使いこなしているユーザー向けの書籍では「Logic Pro X マスターブック」はありませんが、「GarageBand」からプロユースDAWに移行したい人にはオススメです。
この書籍で「GarageBand」をはじめとする簡単なDAWソフトを使ったことがある人ならば、プロも愛用する「Logic Pro X」へ移行して、楽曲制作の幅を大きく広げることができると思います。
尚、「Logic Pro X マスターブック」には、PC、スマートフォン、タブレット端末で読むことのできる価格がお得な電子書籍版もあります。
Mac DTM入門「Logic Pro X」で音楽制作
楽器を彈くことができなくても、譜面を読めなくても音楽は作ることができますが、音楽制作ソフト以前の問題で、実際に何をすれば音楽が作れるのか分からない人も多いと思います。
そんな人たちにDTMでの音楽制作に必要なものから「Logic Pro X」の基礎、MIDIの編集、オーディオ録音、ミックスダウン(トラックダウン)などを解説している、2013年12月に発刊された「Mac DTM入門「Logic Pro X」で音楽制作」はオススメです。
用意された練習曲で「バックトラック制作」「ボーカルレコーディング」「楽曲の仕上げ」といった音楽制作の流れを追いながら、基礎知識や専門用語などを理解することができるので、DTM初心者に最適な入門書です。
この「Mac DTM入門「Logic Pro X」で音楽制作」で使用されている「練習曲」のサンプルデータはダウンロードすることができます。