Ableton(エイブルトン)のDTM音楽制作ソフト「Live」のバージョン 8以降の新機能をバージョンごとに紹介しています。
最新バージョンは2024年リリースの「Ableton Live 12」では、よりクリエイティブで効率的な音楽制作をすることができます。
Ableton Liveの新機能 バージョン 11 ~ 12
Live 12の新機能
AbletonがMIDI関連の機能を大幅に強化した待望の新バージョン「Live 12」を2024年02月にリリースすると発表しました。
コンセプト「無限に溢れ出すアイデア」を掲げる「Live 12」のラインナップは、前バージョン 11と同様に上から「Suite」「Standard」「Intro」となります。
革新的なツールが搭載された今回のアップデートで、「Live 12」は音楽制作の世界に新たな風を吹き込むと思われます。
MIDI関連機能の強化
Live 12では、MIDI生成ツールやMIDI変形ツールなどが搭載され、これによりLiveはより柔軟で直感的なMIDI編集を可能にしました。
さらに、MIDIエディターも大幅に改善され、より効率的な作業が実現されました。
ユーザーインターフェースの進化
LiveのUIも大きく進化し、詳細ビューが一元化され、トラック内の全貌を一画面で把握できるようになりました。アレンジメントビューでは、ミキサー表示ができるなど、使いやすさが向上しました。これにより、制作プロセスがより直感的で効果的になりました。
新デバイスの登場
Live 12には新しいシンセサイザ「Meld」や、カラーリングやサチュレーションに活用できるエフェクト「Roar」、グラニュラーシンセの「Granulator III」など、新しいデバイスも多数登場。これにより、ユーザーはさまざまな音響表現を追求できるようになりました。
現在、バージョン 11の購入者は、バージョン 12リリース後に無償でアップデートすることができますので「Ableton Live 12」の導入を考えている人は、「Ableton Live 12の詳細」で詳細を確認して下さい。
Live 11の新機能
バージョン10からの3年ぶりのメジャーアップデートとなった「Live 11」では「コンピング機能の導入」「MPE対応」「複数のトラックを連結して編集」などの新機能を追加しています。
バージョン 11で搭載されたエフェクターは、Hybrid Reverb、Spectral Time、Spectral Resonatorで、Hybrid Reverb は、コンボリューション・リバーブと、アルゴリズム・リバーブの2種類のリバーブを内蔵するエフェクターです。
Ableton Liveの新機能 バージョン 8 ~ 10
Live 10の新機能
約5年ぶりのバージョンアップとなる音楽制作DAWソフト「Live 10」が2018年02月にリリースされました。新しいデバイスを搭載、ワークフローの向上、新たに厳選したサウンドライブラリーなど数々の機能を搭載しています。使いやすくなった「Live 10」のアレンジメントビューにより素早い編集と効率的な作曲が可能になりました。エントリー版「Live 10 Intro」、スタンダード版「Live 10 Standard」、最上位版「Live 10 Suite」の3ラインナップで、最上位版「Live 10 Suite」には「Max for Live」が内蔵されています…
Live 9の新機能
前バージョン 8から大きく進化した「Ableton Live 9」が 2013年03月に登場しました。パッケージは最上位グレード「Suite」、ミッドレンジグレード「Standard」、エントエリーグレード「Intro」の3種類のラインナップです。3つの「Live 9」のグレードはDAWソフトの主要な機能は共通していますが、収録されるプラグインやサウンドライブラリの数が違います。今回のバージョンアップの目玉である「Audio to MIDI 機能」を…
Live 8の新機能
2009年に登場した「Ableton Live 8」の主な新機能は新しいグルーヴライブラリも付属している「新グルーヴエンジン」、「新ワーピングエンジン」、ルーピング・エフェクト「Looper」、「新エフェクト追加」などです。
新しく搭載されたエフェクトは「Vocoder」「Multiband Dynamics」「Overdrive」「Limiter」「Frequency Shifter」などです。また、ワークフローも「Live 8」では向上していて、MIDI編集機能などが、さらに向上しています。
最上位版の「Ableton Suite 8」では、新たに本物に忠実なマレットサウンドとクリエイティブなパーカッションサウンドを生み出す「Collision」と、アコースティック・パーカッション楽器のコレクション「Latin Percussion」の2つの新しいインストゥルメントが加わりました。