2012年アップデートDTM・DAWソフト
Cubase 7/Cubase Artist 7(2012年12月)
個人的には「MIPA Award」が開催される前後の03月にニューバージョンが発売されるイメージの強いSteinbergの「Cubase シリーズ」ですが、2012年11月に最新バージョンの最上位版「Cubase7」とミッドレンジ版「Cubase Artist 7」が発表され12月に発売されました。
2012年03月に「Cubase 6.5」が登場したばかりなので、予想していたよりも、かなり早いバージョンアップとなりました。
Digital Performer 8(2012年11月)
2012年春発売予定のアナウンスから、なかなか販売開始に至らなかったため、首を長くしてしていた方も多いと思いますが、MOTUの老舗DAWソフト「Digital Performer 8」が2012年11月に発売を開始しました。
ご存知の方も多いと思いますが、今バージョン8からWindowsにも対応してDPは「Mac純正DAWソフト」ではなくなりました。
SONAR X2(2012年11月)
最上位版が約2万円の大幅な値下げとなった2012年11月に登場したCakewalkのDAWソフト「SONAR X2」には、トータルで100種類以上の機能が追加されました。
2年ぶりのメジャーアップデートとなった今バージョン「SONAR X2」の注目すべき主な新機能は「大幅に改善されたワークフロー」「新たなハイレベルなプラグインの追加」「Pro Channelの進化」などです。
ACID Music Studio 9(2012年08月)
ライトユーザーや主要DAWソフトのパートナーソフトとして「ACID シリーズ」のなかで最も需要のある「ACID Music Studio」の最新バージョン 9が2012年08月に登場しました。
パッケージも新しくなった約2年ぶりのバージョンアップとなる「ACID Music Studio 9」では24bit/96kHz オーディオへ対応をはじめフォルダトラックの使用や録音時の入力モニターに対応するなど、最上位版の「ACID Pro」に搭載されていた機能を使用することができるようになりました。
Band-in-a-Box 20(2012年08月)
毎年夏の恒例のようになっていますが例年通りに2012年08月にPG Musicの自動作曲・伴奏作成ソフトの最新版「Band-in-a-Box 20」が登場しました。
大小合わせて50以上の機能を新たに搭載したバージョン20のパッケージを見て、まず目につくのは、まるでロックスターのようにギターを楽しそうに弾く子どもです。
ギターキッズが印象的なパッケージからだけでなく、ギター用アンプシミュレーター「AmpliTube CS 付属」や楽器の練習に非常に便利な「練習用テンポ機能の追加」など、ギタリストの新規ユーザーの獲得を視野に入れているバージョンアップという感じです。
Cubase 6.5(2012年03月)
2012年03月にSteinbergの人気DAWソフト「Cubase 6.5」と「Cubase Artist 6.5」がリリーズされました。
最新バージョン 6.5では「2つのソフトシンセの追加」「新プラグイン・エフェクターの追加&パワーアップ」「編集ワークフローの高速化」「ReWire 64bit対応」など、今まで以上に快適で自由な音楽制作を「Cubase」で行うことができるようになりました。
メジャーアップデートではないものの、なかなか魅力的なプラグインがバージョン 6.5で追加されています。