2011年アップデートDTM・DAWソフト
SONAR X1 Production Suite(2011年12月)
2011年12月に発売が開始されたCakewalkの「SONAR X1 Production Suite」は定番の人気DAWソフト「SONAR X1 Producer」の最新バージョン「SONAR X1 Produce」をベースに「SONAR X1 EXPANDED\」「PC4K S-Type Expander/Gateモジュール」「Z3TA+ 2」を統合したプロ仕様のコンプリートDAWパッケージです。
SONAR X1 Production Suite は「CakewalkがたどりついたDAWシステムにおけるひとつのゴールなのでは?」という個人的な感想を持ちました。
Pro Tools 10(2011年10月)
2011年10月に前回のバージョン 9へのアップデートから約1年という短い期間でAvidの「Pro Tools 10」が発表されました。
バージョン 10の「Pro Tools」では「クリップゲイン」「ディスク処理機能の改善」「リアルタイム・フェード」などにより、前バージョンよりもパフォーマンスが良くなっています。
SEQUEL 3(2011年10月)
2011年10月に発売が開始されたSteinbergのループベースの音楽制作ソフト「SEQUEL 3」の主な新機能は「VSTインストゥルメント/VSTエフェクトの新規搭載」「プリセット検索ツール・メディアベイ」「強力なビート制作ツール搭載」「パフォーマンスモードの進化」などです。
Reason 6(2011年10月)
2011年10月に販売を開始したPropellerheadの音楽制作ソフト「Reason 6」はレコーディングソフト「Record」の機能を統合して質の高い完全なDAWソフトになりました。
オーディオ録音や編集をすることができるようになったので他のDAWソフトとの連携なしに「Reason」のみで楽曲を完成させることができます。
Music Creator 6(2011年09月)
2011年09月に登場したCakewalkの「Music Creator 6」は人気のDAWソフト「SONAR X1 シリーズ」直系のユーザー・インターフェイス採用しているDAWソフトです。
ドラッグ&ドロップでのバックトラック作成などが可能な1,000キット/3,000種類以上の幅広いジャンルのループ・フレーズを収録した「音楽制作キット」、別冊のゼロからはじめられるガイド・ブック「曲作りガイト」。基本的なソフトの使い方を動画で解説したインターネット上の「ビデオ・マニュアル」など初心者向けコンテンツが充実しています。
FL Studio 10(2011年08月)
ライフタイム・フリーアップデートが付属したオールインワン統合型の音楽制作ソフト「FL Studio」のニューバージョン 10が2011年08月に発売開始になりました。
ニューバージョン 10では「64 ビットプラグインのサポート」「32 ビット/64 ビットOS 環境でのメモリ管理の改善」「ピアノロール上でのノートデザインの変更」「ミキサー表示の拡大と波形表示」プロジェクトの音色、チャンネル、パターンを一覧で表示することのできる「Project Pickerの搭載」をはじめ、さまざまな動作とユーザーインターフェースの最適化がなされています。
Band-in-a-Box 19(2011年08月)
2011年08月に自動作曲・伴奏作成ソフトの最新版「Band-in-a-Box 19 for Windows」が発売されました。
今回のバージョンでは生成時間のスピードアップや質の改善が行われた「リアルトラック機能の拡張」やスタイルを素早く探し出すことが可能なスタイルフィルター機能を搭載した「スタイルピックウィンドウの機能拡張」をはじめ、さまざまな新機能がバージョン19で追加されています。