T-RackS 5

〜IK Multimediaのプラグイン・エフェクト〜

2017年10月25日にリリースされた「T-RackS 5」は新搭載の「Master Match」「Dyna-Mu」「EQual」「ONE」も大きな魅力ですが、、バージョン 5以降で使用することのできる超一流サウンドエンジニアの設計した「シグニチャー・プリセット」も大きな魅力です。

ラインナップはスタンダード板「T-RackS 5(計9モジュール)」上位版「T-RackS 5 Deluxe(計22モジュール)」、最上位版「T-RackS 5 MAX(計38モジュール)」となります。

T-RackS 5の特徴

T-RackS 5

T-RackS 5のラインナップ

「3種類の起動モード」「192kHz、32-bit浮動小数点対応の新エンジン」「インターフェースのサイズを調整可能」「強化されたメーター・モジュール」「アルバム単位のDDP書き出しのスタンドアローン版」などの特徴を持つ「T-RackS 5」には、新搭載の「Master Match」「Dyna-Mu」「EQual」「ONE」の他、計9モジュールが収録されています。

上位版「T-RackS 5 Deluxe(計22モジュール)」、最上位版「T-RackS 5 MAX(計38モジュール)」となります。

旧バージョンの「T-RackS MAX」を使用している人は、スタンダード・エディションの「T-RackS 5」を購入することにより事実上のバージョンアップとなり、すべてのモジュールが揃いますが、新モジュール以外はすべて無償でバージョン 5へアップグレードできます。

シグニチャー・プリセット

T-RackS 5「Dave Way(デイブ・ウェイ)」

今回搭載されたモジュールはどれも素晴らしいですが、一番わたしが素晴らしいと思ったのは、「シグニチャー・プリセット」です。

Tom Lord-Alge(トム・ロード・アルジ)、Dave Way(デイブ・ウェイ)、Earle Holder(アール・ホルダー)、Nick Davis(ニック・デイビス)など、超一流サウンドエンジニアの設計したプリセットをたくさん使用することができます。

上位版のT-racksを購入しても各プロセッサーの役割の使い所や組み合わせを今ひとつ理解していない人も、かなりいるのではないかと思いますが、「シグニチャー・プリセット」はその辺りも非常に参考になると思います。

尚、バージョン 5以降でないと「シグニチャー・プリセット」は使用することができないだけでなく、使用されているモジュールは「T-RackS Deluxe(計22モジュール)」「T-RackS MAX(計38モジュール)」に収録されているものが多いので、計9モジュールのスタンダード・エディション「T-RackS 5」だとあまり活用することはできません。

「シグニチャー・プリセット」は「T-RackS 5 シグニチャー・プリセット - 超豪華なグラミー賞エンジニアのサウンドプリセット」でまとめましたので、興味のある人はチェックして下さい。

T-RackS 5の新モジュール

新開発のオーディオ・エンジンを搭載して音質をさらに向上させた『T-RackS 5』では、「Master Match」「Dyna-Mu」「EQual」「ONE」の4つの新モジュールが搭載されました。

Master Match

T-RackS 5「Master Match」

最大3種類のトラックを解析し、それを別のトラックに適用できるプロセッサーが「Master Match」です。

リアルワークスDTMで「Master Match」は一度記事を書いていますが、最大3種類のトラックを解析し、それを別のトラックに適用できる「Master Match」は大変に便利です。

解析後に「Match」をクリックすると、リファレンスとなるトラックの特性がインサートしたトラックに再現され、適用されたEQカーブは自由にエディットすることができます。

 

EQual

T-RackS 5「EQual」

10バンド・パラメトリックEQ「EQual」はマスタリング作業で重要な高い解像度の透明で正確なデジタル処理を基本としながらも、英国、米国のアナログEQ名機をモデルにしたフィルター・カーブも呼び出すことができるプロセッサーです。

最近では周波数メーターがリアルタイムに表示されるのは当たり前になりましたが、「EQual」も周波数メーターがリアルタイムに表示され、調整したいポイントをクリックすればEQ調整することができます。

 

Dyna-Mu

T-RackS 5「Dyna-Mu」

新モジュールのなかで唯一の実機モデリング「Dyna-Mu」はアメリカ製の有名な真空管コンプレッサー/リミッターを忠実に再現したプロセッサーです。

マスタリングだけでなくミックス時にドラム、ベース、ボーカルの音を太くしたり、Bussトラックにインサートしてまとまりを出したりなどの用途にも「Dyna-Mu」は使用することができます。

 

ONE

T-RackS 5「ONE」

EQ、コンプレッサー、アナログ・ハーモニック・エキサイター、ローエンド・エンハンサー、リミッターが一体化された1画面でマスタリング処理が行えるオール・イン・ワン・プロセッサーが「ONE」です。

「もう少し空気感が欲しい」「アナログ感がほしい」「ワイド感がほしい」「低域をもっと出したい」などは、マスタリング時によく耳にしますが、「ONE」は1画面で直感的にそれらの処理を行うことができます。

 


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T-RackS 5 | マスタリング用エフェクターの比較(公開日:2018年02月13日)

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