Logic Pro X

〜AppleのDTM・DAWソフト〜

2009年のバージョン 9から約4年ぶりのメジャーアップグレードとなった2013年07月16日より販売を開始したApple(アップル)のDAWソフト『Logic Pro X』は「新しいインターフェイス」「新しい強力なクリエイティブツール」「プラグイン音源&エフェクトの追加」など、かなりの進化を遂げています。

Logic 開発チームの人員削減等の噂が出るなか、個人的に、ここ2011年くらいから『Logic Pro X』を首を長くして待っていたので、ソフトの詳細をほとんどチェックすることなくダウンロード購入しました。

 

<2016年追記>
2016年08月時点での『Logic Pro X』の最新バージョンは10.24で、ダウンロード価格は23,800円です。


Logic Pro Xの主な新機能

新しい強力ツール

Logic Pro X画像01

驚くほどリアルな音のバーチャル・セッションプレイヤー「Drummer」、MIDIに変換する機能もあるため、ボーカルのピッチ補正だけでなく、ハーモニー生成も容易にできる「Flex Pitch」、複数のトラックをまとめ、整理することのできる「Track Stacks」、複数のプラグインやパラメーターを一つの動作で操作すことができる「Smart Controls」、トラック制作の可能性を広げる「Arpeggiator」などの音楽制作に役立つ新ツールが『Logic Pro X』で搭載されました。

ミキシング作業もミキサーがマウスのみで直感的に使えるようになったので、効率よく行うことができるようになりました。

今バージョンで追加された注目の機能は、すでに他の主要DAWソフトは標準で強力なピッチ補正ツールを搭載しているので「今さら?」と感じる方もいるかもしれませんが、やはりピッチ補正ツール「Flex Pitch」。そして、手軽にリアルなドラムトラックを完成させることのできる「Drummer」です。

ピッチ補正ツール「Flex Pitch」

Logic Pro X「Drummer」

2009年以来のバージョンアップなので、仕方ないといえば仕方がないですが、主要DAWソフトが強力なピッチ補正ツールを搭載するなか、前バージョンの『Logic Pro 9』までは、やはりボーカルのピッチ修正にサードパーティー製のピッチ補正ソフトが必要でした。

しかし「Flex Pitch」を『Logic Pro X』で搭載したことにより、ほとんどの方はサードパーティー製のソフトを立ち上げることなく、Logic内だけで、ピッチ補正&ハーモニー生成が可能になりました。

バーチャル・セッションプレイヤー「Drummer」

Logic Pro X「Drummer」

一流のプロのドラマー&レコーディングエンジニアによるドラム演奏を自分の楽曲に使うことができるバーチャル・セッションプレイヤー「Drummer」は簡単に自分の曲に合ったリアルなドラム・トラックを作成することができます。

何とこの「Drummer」は超一流エンジニアのBob Clearmountain(ボブ・クリアマウンテン)などのパフォーマンスやサウンドを使っているというから驚きです。

それにしてもドラムの打ち込みテクニックがどうのこうのという時代は、遠い過去なのだと「Drummer」を使うと改めて実感させられてしまいます。

演奏は「Drummer」に任せ、ドラムサウンドのメイキングは「Drum Kit Designer」で行います。「Drum Kit Designer」では、ドラムの各パーツごとのセレクトや微調整をすることができ、オリジナルのカスタムキットを作ることができます。そのため必ず自分の曲にフィットするドラムサウンドを手に入れることができます。

Logic Pro X 追加プラグイン・エフェクト&シンセ

Logic Pro X「Vintage Keyboards」

ギター用の7つの定番ストンプボックスとベース用アンプシミュレーター「Bass Amp Designer」のプラグイン・エフェクトが新たに『Logic Pro X』で追加されました。

豊富なベースサウンド・メイキングのできる「Bass Amp Designer」は人気のある定番のビンテージ&モダンのベースアンプとキャビネットのいくつかを忠実に再現したプラグインです。

電子ピアノやオルガン・サウンドをリアルに再現する新設計された「Vintage Keyboards」や、クラシックシンセのトーンをエミュレートした「Retro Synth(レトロ・シンセ)」が新たに新搭載されました。

クラシックシンセを再現する「Retro Synth」には「Analogモード」「Analog Syncモード」「Wavetableモード」「FMモード」があり、70年代から80年代のシンセサウンドを生み出します。

また『Logic Pro X』でゼロから再構築されて新しくなったサウンドライブラリを搭載しています。ライブラリにはアップデートされた3,600を超えるループコレクションや、「Arpeggiator」をはじめとするLogic Proの新機能を活かすように作られた1,500以上の音源とエフェクトPatchが含まれています。

 

Logic Pro X 10.1の新機能

Logic Pro X「Drum Machine Designer」

2015年01月にアップルはより機能が充実したMAC純正のDAWソフト『Logic Pro X バージョン10.1』の配布 & 販売を開始しました。

バージョン10.1ということで、大したアップデートではないのかなと思いっていたのですが、バーチャル・セッションプレイヤー「Drummer」の強化を筆頭にして、なかなか内容の濃いものになっています。

 

Logic Pro X 10.2の新機能 -Alchemyを搭載-

Logic Pro X 10.2 - Alchemy

アップルが2015年08月にアップデートした『Logic Pro X 10.2』は音楽制作の観点からはアップルが買収した英 Camel Audioのサンプル操作をすることができるシンセサイザー「Alchemy」が搭載されたことと、新たに1,000の Apple Loops が追加されたことあたりです。

3,000以上のプリセットを搭載する「Alchemy」にはアルペジエータが組み込まれていますので、一つのコードから複数の音色を持つ複雑なサウンドを作り出すことができます。

尚、2016年08月時点での最新バージョンは『Logic Pro X バージョン10.24』です。


 

Logic Pro Xのポイントと詳細スペック

Logic Pro X 解説本(2016年追記)

Logic Pro X 攻略BOOK

ソフト価格が安いのでMACユーザーの人は大きな魅力を感じていると思いますが、はじめて本格的なDAWソフトを使用する人は「Logic Proを使いこなせるか?」という不安があるのではないでしょうか?

ただ、2013年11月に発刊された定番の『Logic Pro X 攻略BOOK』を皮切りに、しっかりとしたDAW解説本が出揃ってきましたので、解説本を読みながら覚えていけば、問題なくソフトを使いこなすことができると思います。

 

<2016年追記>
2016年08月時点で『Logic Pro X』の解説本は、定番の『CUBASE』の解説本を凌ぐくらいにかなり発売されています。

2016年にリリースされたのは「はじめよう! Logic Pro X すぐに使えるポイント111」と「Logic Pro X 10.2 徹底操作ガイド」です。


 

Logic Pro Xの詳細スペック

AppleのDAWソフト『Logic Pro X』はダウンロード販売されています。低価格も評価されてElectronic Musician『Editors’ Choice Award 2014』も受賞した『Logic Pro X』の詳細スペックや価格情報などに興味のある方は以下の「Logic Pro Xの詳細スペックと価格情報」で確認して下さい。

iPadから『Logic Pro X』を操作、コントロールすることのできる『Logic Remote』も発表されています。


 



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Logic Pro Xの新機能(更新日:2016年08月10日)

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