RODEの定番スタジオマイクの比較

RODE スタジオマイク ワイド画像

RODE(ロード)は低価格ながら高品質なコンデンサーマイクを製造しているオーストラリアのオーディオ機器メーカーです。

ホームユーザーに支持されている RODEでメジャーなスタジオマイクは、ノイマンの定番コンデンサーマイクを意識したと思われる「NT1-A」と「NT2-A」です。

RODE(ロード)は低価格ながら高品質なコンデンサーマイクを製造しているオーストラリアのオーディオ機器メーカーです。

宅録DTMユーザーに支持されている RODEでメジャーなスタジオマイクは、ノイマンの定番コンデンサーマイクを意識したと思われる「NT1-A」と「NT2-A」です。

<2023年12月追記>
2013年12月にRODEのスタジオマイクの価格を調査したところ「NT1-A」と「NT2-A」だけでなく、RODEのマイクは値上がりしています。

為替レートの変動が原因のひとつだと思いますが、1万円台だった「NT1-A」は3万円台に、2万円台だった「NT2-A」は5万円台となっています。

低価格で高音質が売りだったメーカーですので、いくらなんでも、現在の価格は適正価格だとは思えません。

そのため3 ~5 万円台で「NT1-A」や「NT2-A」を導入するのであれば、Sennheiser「MK4」や、国内メーカー audio technica のコンデンサーマイクを視野に入れることをオススメします。

RODEの定番スタジオマイク NT1-AとNT2-A

NT1-A

RODE「NT1-A」Electronic Musician誌「2004 Editor’s Choice Award」も受賞した世界中でベストセラーを記録したRODE「NT1-A」は高価なマイクでしか得ることのできない「暖かなサウンド」「広いダイナミックレンジ」「明瞭なサウンド」を1万円台という低価格で実現しています。

ノイズが少ないクリアーなボーカルを「NT1-A」は録音することができ、アコースティック楽器の録音にも最適なコンデンサーマイクです。Neumann(ノイマン)の「U87Ai」とほとんど同じレベルの高出力で、マイクのノイズは「U87Ai」よりも少ないです。

長い間、宅録スタジオでの定番コンデンサーマイクであったのは、Neumannの「U87」を意識して、それを低価格で実現したところにあると言っても間違いではないと思います。

低価格コンデンサーマイクであると同時に、この価格帯での宅録スタジオの定番のマイクなので、初めて自宅スタジオに導入したコンデンサーマイクが「NT1-A」だったという人もいると思います。

RODE「NT1-A」の詳細スペック&最安値情報

NT2-A

NT2-ARODEの「NT2-A」は、世界中で大ヒットを記録した「NT2」の後継のコンデンサーマイクです。2万円台という低価格ながら、音響業界でのアカデミー賞である2005年度の「MIPA(Musik Messe International Press Award)」や、Electronic Musician誌「2006 Editor’s Choice Award」を受賞して世界中で愛用されています。

価格も安いので「NT1-A」同様に自宅スタジオに「NT2-A」を導入している方も多いと思いますが、「NT2-A」は指向性、PAD、ローカットを3段階で切り替えが可能で、音質は滑らかで、暖かいのが特徴です。

ノイズレベルの低い、プロのスタジオ・レコーディング現場での定番のNeumann(ノイマン)の「U67」とも言われている「NT2-A」は個人的にも、かなりオススメすることのできるコンデンサーマイクです。

RODE「NT2-A」の詳細スペック&最安値情報

その他のRODEの低価格・高品質マイク

RODE「NT2000」

RODE「NT2000」Electronic Musician誌「2005 Editor’s Choice Award」を受賞しているRODEの「NT2000」はシームレスな調整が可能なデュアル 1インチ・コンデンサーマイクです。本体に搭載された連続可変式コントロールによって「指向性」「ハイパスフィルター」「パッド」の調整が可能です。

ボーカルやナレーションなどのレコーディングをはじめ楽器録音など幅広く対応する「NT2000」のサウンドはふくよかな低域と程よいエア感を持ち、滑らかで透明感があります。手軽に導入することができるな値段に設定されているにも関わらず、RODE「NT2000」は高額なコンデンサーマイクに消して負けていません。

RODE「NT2000」の詳細

RODE「K2」

RODE「K2」真空管マイクならではの豊かな音質を持つRODE「K2」はジャンルや楽器を問わずに使用することができる超低ノイズ仕様の高精度可変パターン・デュアル 1インチ・コンデンサー真空管マイクです。

RODE「K2」の指向性パターンは無制限に可変可能なので、さまざまなレコーディング環境に対応し、ボーカルはもちろんのこと、大きな音量の楽器の音でも忠実に再現することができます。音質は、まるで50年代のビンテージマイクを思わせるようなサウンドです。

低価格ながらプロフェッショナルな要求に応えた高品質なスタジオマイクRODE「K2」は2004年の「Mipa award」で、「Best Studio Microphone of 2004」を受賞しています。

RODE「K2」の詳細

RODE「Classic II」(生産完了)

RODE「Classic II」RODEの「Classic II」は2007年の「Mipa award」にノミネートされたコンデンサーマイクです。様々なところで、高い評価を得たスタジオ真空管マイクで、「Classic II」の高品位でクリアーなサウンドはスタジオのスタンダードマイクになる可能性があるとまで言われています。

特にRØDE マイクロフォン「Classic II」はボーカルとアコースティック楽器の録音に最適で、温かみのあるリッチなサウンドを得ることができ、納得の行くサウンドを録音することができます。

<詳細スペック & 最安値情報>
Rodeのスタジオマイクの詳細スペックや価格情報に興味のある人は以下の「Rodeのスタジオマイクの詳細スペック & 価格情報」で確認して下さい。

冒頭でも記載しましたが、2023年12月時点でのRodeのマイクの販売価格は適正価格だとは思えません。

値上げのさまざまな原因を考慮しても「NT1-A」は2万円台前半、「NT2-A」は3万円台前半が、Rodeのマイクを購入候補に入れる際の検討の余地のある価格だと思います。

Rodeのスタジオマイクの詳細スペック & 価格情報

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