FOSTEX PM0.1/PM0.1BD - DTMデスクトップ・スピーカーの比較

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エントリーユーザーを中心に「PM0.4」がDTMスピーカーとして定番となって以来、完全なシリーズ化となったFOSTEX(フォステクス)のスピーカー『PMシリーズ』ですが、2014年01月に『PMシリーズ』の最小モデルとなるアクティブ・スピーカーの新モデル「PM0.1」が新たにラインナップに加わりました。

かなりのロングセラースピーカーとなりましたが、2024年06月に後継モデルの位置づけとなる Bluetoothにも対応した「PM0.1BD」が発売され「PM0.1」は生産終了となりました。

尚、正直に言ってしまえば「PM0.1BD」は、サイズ、音質、販売価格など「PM0.1」とは別物のスピーカーです。

FOSTEX PM0.1BDの特徴

コンパクトサイズの高音質アクティブスピーカー

FOSTEX「PM0.1BD」は、外形寸法 110 mm(幅)x 153 mm(高さ)x 150 mm(奥行)、1ペアの質量2.4 kgの場所を取らない高音質アクティブスピーカーです。

アンプ部は15W+15Wで低域から高域まで素直な音質でシャープな音像を再現する新設計75mm(3inch)フルレンジのシングルドライバーを搭載しています。

全モデルの位置づけの「PM0.1」同様に信号が入力されない状態(無音状態)が一定時間連続すると消費電力を低減する省電力モード(AUTOスタンバイ)を装備しています。

入力はBluetoothとアナログ(AUX)

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ステレオパワーアンプを搭載したアクティブスピーカーと、アンプを搭載していないパッシブスピーカーで構成されている「PM0.1BD」はBluetoothとアナログ(AUX)入力に対応しています。

スマートフォンは Bluetoothで接続して、PCはアナログ接続など、入力を切り替えての使用することができます。

PM0.1BD 本体前面にはボリュームノブやインプットセレクターが装備されていますが、あると重宝するイヤフォンジャックは前面にも後面にも付いていません。

DTM用のスタジオモニターとしてPM0.1BDを使用できるか?

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PM0.1のときも質問をいただきましたが「PM0.1BD」は「DTM用のスタジオモニターとして使用できるか?」という質問に答えるのなら「やめておいたほうがよい」という回答です。

あくまでもサブスク音楽や動画配信を高音質で楽しむことが目的のスピーカーなので、モニタースピーカーとしては役不足です。

リスニングだけでなくDTM用のスタジオモニターとしても考えている人はVGP2025受賞した広い周波数範囲をカバーする Bluetooth対応のスタジオ・モニタースピーカー「Edifier MR3」を検討したほうがよいです。

FOSTEX「PM0.1BD」よりも「Edifier MR3」が1万円以上安いですが、モニタースピーカーとの兼用であれば「Edifier MR3」のほうがオススメです。

<FOSTEX PM0.1BDの詳細スペック& 価格情報>
FOSTEXのコンパクトサイズの高音質のリスニングスピーカー「PM0.1BD」の詳細や最安値情報に興味のある人は「FOSTEX PM0.1の詳細スペック & 最安値情報」で確認して下さい。

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FOSTEX「PM0.1BD」の詳細スペック & 最安値情報

FOSTEX PM0.1の特徴

高音質の音楽再生を実現するPCオーディオ用スピーカー

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後継モデルの位置づけとなる「PM0.1BD」がリリースとなり、FOSTEX PM0.1は生産終了となっています。在庫がなくなり次第、新品での購入はできなくなります。

高音質の音楽再生を実現するスピーカー「PM0.1」のカラーはブラック、ホワイト、グレーの3色のラインナップで、販売当初の価格は1セットで税別 8,900円した。

入力端子はRCAピン×2で、サウンド面の特徴は「コンパクトなボディでありながら重低音」「小音量時でも引き締まった低音再生」「クリアな音質」などを実現しているところです。

オート・スタンバイ機能も装備していて、未使用時は電力消費を抑えてくれるので、誰もが「省エネ」を気にかける時代にも合っています。

また「PM0.1」と別売のアクティブ・サブウーハー「PM-SUBmini」で迫力ある重低音を実現することができます。

PM0.1はスタジオモニターではない

自宅スタジオでDTM用としても「PM0.1」は使うことができますが、このモデルは定番となっている「PM0.4n」と違いスタジオモニターではありません。

パソコンやポータブル・ミュージックプレイヤーでワンランク上の高音質で音楽を手軽に聴きたい人向きのスピーカーです。

そのためDTM用のモニターとしても選ぶのなら、FOSTEXで選ぶのであれば価格は高額になりますが「PM0.4」か「PM0.3」を選んだほうが良いです。

もしさらに上位モデルの「PM0.5n」をセレクトするなら、検討する際は他メーカーのスタジオモニターも視野に入れることがオススメです。

PM0.1はリスニング用のスピーカー

あくまでも「PM0.1」はリスニング用のスピーカーなので、モニタースピーカーとしては述べようがありませんが、もしかすると、ラジカセやコンポで音楽を聴くという人は、本当に少なくなってきているのかもしれません。

今後はミックスしたものをラジカセやコンポでチェックするよりも、PCオーディオ用スピーカーでチェックするというのが主流になるかもしれません。

デスクトップPCの横に気軽に置くことのできるコンパクトな「PM0.1」のようなスピーカーを「PM-SUBmini」と込みで1セット持っていても良いかもしれませんと個人的には思いました。

<FOSTEX PM0.1の詳細スペック& 価格情報>
サウンドエンジニアにも評価が高かったFOSTEXの定番スタジオモニター・スピーカーの『NFシリーズ』は2013年に生産完了になりましたが、2008年に登場した「PM0.4」のヒットを見ても分かるように、FOSTEXは本当に素晴らしいスピーカー技術を持っているメーカーです。

ここで紹介しているFOSTEXのPCオーディオ用リスニングスピーカー「PM0.1」の詳細や最安値情報に興味のある人は「FOSTEX PM0.1の詳細スペック & 最安値情報」で確認して下さい。

FOSTEX「PM0.1」の詳細スペック & 最安値情報

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