スタジオモニター・スピーカー「MSPシリーズ」はYAMAHAのリファレンス・モニターのニュースタンダードで、このシリーズには最上位モデルの「MSP7 Studio」をはじめ「MSP5 Studio」と「MSP3」があります。
一部、追記していますが、基本的には、このページは当時のままの「MSPシリーズ」の情報を記載しています。現在販売されているのはモデルチェンジした「MSP3A」のみで、「MSP7 Studio」と「MSP5 Studio」は生産を完了しています。
YAMAHA スタジオモニター MSPシリーズ
MSP7 Studioの特徴
ニアフィールド・モニターに求められる原音に忠実な再生能力を徹底的に追求した「MSP7 Studio」は「NS-10M Studio」を開発したヤマハ・スタジオモニター開発チームによるシリーズ最上位モデルです。
個人的にもリファレンス・モニターのニュースタンダード「MSP7 Studio」は、オススメすることのできるスタジオモニター・スピーカーです。
MSP5 Studioの特徴
MSP5 Studioはさまざまなフィールドで高い評価を獲得しているパワード・モニタースピーカー「MSP5A」の後継モデルになります。
一度、生産完了となり、復活までした「MSP5 Studio」ですが、現在では正式に生産完了品となっています。
MSP3 Studioの特徴
コンパクトなサイズながらMSP直系の高音質サウンドを実現した「MSP3」は小規模なプライベートスタジオや、ポストプロダクションでの使用だけではなく、電子楽器のモニター用や、サラウンドシステム用としても最適なスピーカーです。
現在モデルチェンジした「MSP3A」が販売されていますが、YAMAHA から2023年11月に HS シリーズ最小サイズのコンパクトなスタジオモニター「HS3」の発売が開始されましたので「MSP3A」は生産完了になるのではないか?と思われます。
MSPシリーズでオススメのモデル
オススメは「MSP7 Studio」
現在発売されているYAMAHAのスタジオモニターのなかで、仕事ベースを視野に入れて、しっかりとした宅録スタジオを構築しようとしている方に、個人的にオススメなのは左画像の「MSP7 Studio」です。
もちろん生産完了品の定番「NS-10M Studio」と「MSP7 Studio」は別物ですが、ニアフィールド・モニターに求められる精確な再生能力を徹底的に追求した「MSP7 Studio」は仕事レベルでも対応することのできるスタジオモニター・スピーカーだと思います。
あくまでも個人的な意見ですが、中古品の「NS-10M Studio」を探している人などは、「MSP7 Studio」は「MIPA2008 ニアフィールド・スタジオモニター部門」にもノミネートされていて、ペアで8万円台ということも考えれば、かなり評価することのできるモニターだと思いますので、一度「MSP 7 Studio」を検討してみる価値は充分にあると思います。
あくまでも個人的な意見ですが、仕事レベルでのモニターを考えている人は「MSP7 Studio」でも良いと思いますが、「YAMAHA HS7」でも対応することができますので検討することをオススメします。現時点なら、わたしなら「MSP7 Studio」ではなくて「HS7」を選びます。
YAMAHAのスタジオモニター・スピーカーの詳細
HS7とHS5が現在スタンダード・モニタースピーカーになっていて、販売価格も安くなりましたので、MSPシリーズの生産完了は当然の流れなのかもしれません。
現在発売されているYAMAHA(ヤマハ)のスタジオモニター・スピーカーの「詳細スペック」や「価格情報」などに興味のある人は「YAMAHAのスタジオモニター・スピーカーの詳細スペック & 価格情報」で詳細を確認して下さい。
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