Reason 5 & Record
Reason 5の主な新機能
2011年09月にPropellerhead『Reason 6』が登場しましたので、このページで記載している『Reason 5』と『Record』の記事は旧バージョンの情報になります。バージョン 6で『Reason』が『Record』を吸収する形になり『Record』の販売は終了になりました。
バージョンごとの比較などのことも考慮して参考までに記事を残しておきますが、最新バージョンの情報は『Reason 6の新機能』のほうで確認して下さい。
2010年に登場した『Reason 5』
3年ぶりのアップグレードとなった2010年に登場した『Reason 5』では、大きな機能だけではなく数多くの細かな機能の追加や変更もされています。
バージョン 5の目玉は追加されたREXファイル対応のループプレイヤー「Dr.Octo Rex」、ドラムマシン「Kong Drum Designer」の2つの新たなモジュールです。シンプルで分かりやすい「サンプリング機能」も『Reason 5』では搭載されました。
何と言ってもこのバージョンで特筆するところはソフトの販売価格です。前バージョンの『Reason 4』よりも価格が安くなったのも『Reason 5』の特徴で、レコーディングソフト『Record』とセットになったお得なバンドル品『Record Reason Duo』でも4万円を割り込む価格で販売されています。
レコーディングソフト『Record』との連携
他のDAWソフトと連携することにより『Reason』というトラック制作ソフトの素晴らしさを実感することができ、効率の良い音楽制作システムを作り上げることができます。
なぜ連携が必要かと言うとトラック制作ソフトとして『Reason 5』は非常に使い勝手の良い強力なソフトですが、ソフト単体ではオーディオ・レコーディングには対応していないからです。(Reason 6では対応しています。)
そのため歌やギターを録音するためには、ReWireに対応しているDAWソフト、もしくは同社Propellerheadの『Record』との連携が必要です。
オススメなのは面倒なセットアップやReWireの必要もない2009年に登場したPropellerheadのDAWソフト『Record』と『Reason』との連携で、2つの音楽制作ソフトを連携させることにより、『Reason』の魅力を存分に引き出すことができます。
新たに『Reason』で音楽制作をしようと考えている方には『Record』と『Reason』を1パッケージにした『Record Reason Duo』もあります。