V-Vocal
単品製品だと上位バージョンの『SONAR Producer』、バンドル製品だと『SONAR Power Studio』に付属するピッチ補正やタイミング修正をはじめとする高精度なボーカルの編集をすることができる「Roland V-Vocal」は、歌モノの楽曲制作を考えている方などに大変に魅力的なツールです。
Roland V-Vocal
ボーカル編集ツール
定番の『Auto-Tune』のようなサードパーティー製の「ボーカルのピッチ補正エフェクター」の価格を見てもらえば分かると思いますが、ある程度しっかりしたピッチ補正ソフトはかなり価格が高いです。1万円程度のサードパーティー製のピッチ補正エフェクターもありますが、細かい編集は難しく「効率的」「音質」という観点からは、あまりオススメすることができません。しかし、この「Roland V-Vocal」は操作性も良く「ピッチ/ビブラートの自動補正」「コーラスなどのバリエーション作成」など、オリジナルの息遣いを損なうことなく、さまざまなボーカルの編集をすることができるのでオススメです。
V-Vocaの主な仕様

Rolandの「VariPhraseテクノロジー」と「SONAR」の融合により誕生したボーカル・プロセッサー「V-Vocal」では、オリジナルの息遣いを損なうことなく、「ピッチ」「フォルマント」「タイミング」「ダイナミクス」の編集が可能です。3度上下のハーモニー(ハモリ)などの作成をすることもできます。
編集を繰り返しても「ピッチ」「タイミング」の補正は音質劣化の心配をすることなくリアルタイムで「V-Vocal」は処理することができ、「Pitch to MIDI」を使用すれば、ボーカルと同じピッチやニュアンスでシンセサイザーを奏でることができるので、全く新しいアレンジを加えることもできます。
ボーカル・トラック編集の可能性を広げる「V-Vocal」の主な仕様をまとめると「ピッチ/ビブラートの自動補正」「タイミングとフレージングの修正」「ダイナミクスの修正」「ボーカル素材からコーラスなどのバリエーションを作成」「リアルタイム非破壊処理」「オーディオファイルよりMIDIデータを生成するPitch to MIDI変換」などです。
V-Vocal搭載製品とセレクトポイント
V-Vocalを搭載している製品

ボーカル編集ツール「Roland V-Vocal」がバンドルされている製品は上位バージョンの『SONAR Producer』とRoland/EDIROLのオーディオ・インターフェースなどのハードウェア製品をパッケージングした『SONAR Power Studio シリーズ』です。
コスト・パフォーマンスに優れている『SONAR Power Studio シリーズ』には右上写真の『Power Studio 25EX』や『Power Studio SonicCell』などの製品があります。
セレクトポイント
SONAR Studioの特徴で書いたことと重複しますが、すでにオーディオ・インターフェースを所有している方で、『SONAR Power Studio』にパッケージングされているハードウェア製品が必要ない方は、上位バージョンの『SONAR Producer』には標準で「V-Vocal」が付属していますので、上位バージョンを選ぶことをオススメします。
すでにプラグインなどが充実している方で、ボーカルのピッチ補正ツールのみが必要な方には『Auto-Tune』や『MELODYNE』などの定番のサードパーティー製の「ピッチ補正エフェクター」を視野に入れて検討することをオススメします。


