Logicシリーズのセレクトポイント – AppleのDTM・DAWソフト

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Logicシリーズで音楽制作

以前だと上位版の『Logic Studio』とライト版の『Logic Express』のどちらにしようか?という方や、MacでのDAWベースの自宅スタジオで『Logic Studio』とMOTUの『Digital Performer』のどちらをメインソフトして導入しようか迷っている方も居たと思います。

しかし『Logic Express』の販売の終了や、「Digital PerformerのWindows対応」により、主にMacで音楽制作をしようとしている方で、初めて本格的なDAWソフトの導入を考えている方は『Logic Pro』の一択で良いと思います。

以下、ここで書いている「Logicシリーズのセレクト・ポイント」は2009年に作成した記事です。参考までに当時のままの記事を残しておきますが、前述した状況なので、一応、注意して下さい。

Logic StudioとLogic Express

LogicPro上位版の『Logic Studio』とライト版の『Logic Express』の価格差は約3万円ですが、標準で付属するソフトシンセとプラグイン・エフェクトだけを見ても、その価格差以上に『Logic Studio』のほうがお得です。

インストール時に必要なディスクスペースが8GBの『Logic Express』に対して、『Logic Studio』はサウンド・ライブラリなどを含めると約50GBのディスクスペースが必要なので、『Logic Express』と『Logic Studio』のディスクスペースを見れば、サウンド・ライブラリなどの充実度は一目瞭然だと思います。

そのため、ミックスダウンだけでなくマスタリングまでを視野に入れていて、しっかりとした宅録スタジオの中心として『Logic』を考えている方は、あらかじめサードパーティー製のソフトシンセ、プラグイン・エフェクト、サウンド・ライブラリの導入を検討している方は別ですが、『Logic Express』よりも『Logic Studio』を導入したほうが、後になって後悔が少ないと思います。

Logic StudioとDigital Performer

Digital PerformerWindowsと比較したときに音楽制作における、Macの大きな利点は、『ProTools』や『Cubase』はWindowsでも使用することができるので、バージョン 7時点ではMacにしか対応していないMOTUの『Digital Performer』と、このAppleの『Logicシリーズ』です。

Macで初めて本格的な音楽制作をしようとしている方は、実際に「Digital PerformerとLogic Studioのどちらが良いの?」という質問をかなりの数いただきましたが、この2本のソフトで悩むのではないでしょうか?

予算に上限のない方なら別ですが、初めてMacで本格的な自宅スタジオを構築しようと考えている多くの質問者の方々と同じ立場であれば、価格や標準で付属するソフトシンセとプラグイン・エフェクトなどをトータルで判断したときに『Logic Studio』を管理人は選ぶと思います。Apple純正というのもかなり大きいです。

管理人は両ソフトのユーザーで、特に『Digital Performer』は10年以上使用して、「手放すことができるか」と聞かれたのなら、絶対に『Digital Performer』は手放すことのできないDAWソフトです。

しかし、それは「慣れ」というのが大きく、長い音楽制作のなかで培った『Digital Performer』での作業が体にしみ込んでいるだけでなく、すでにサードパーティー製のソフトシンセもプラグイン・エフェクトも揃っているからです。

Logicシリーズの詳細

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