Singer Song Writer Loops

〜INTERNETのDTM・DAWソフト〜

2017年01月13日にリリースを開始したINTERNET(インターネット)の『Singer Song Writer Loops』は、オーディオ/MIDIフレーズ素材を並べるだけで曲を簡単に制作することができる『MIXTURE』の後継ソフトです。

楽器を弾くことができなくても、あらかじめ用意されているフレーズ&コード進行素材を並べてオリジナル曲を手軽に制作することができます。

Singer Song Writer Loopsの特徴

大きく進化したMIXTUREの後継ソフト

Singer Song Writer Loops 画像01

旧バージョンになる「MIXTURE」から進化した『Singer Song Writer Loops(シンガーソングライター・ループス)』は、ユーザーインターフェースやエンジンが一新されただけでなく、DAWソフト『ABILITY』のAUDIOプロセッシングとMIDIエンジンを搭載しています。

使用するオーディオ・インターフェースによって異なりますが、ボーカルやコーラス、ギターなど生演奏も最大24bit/96kHzで録音することができます。

また、VSTプラグイン・エフェクト(VST3/2)にも対応しました。

ループベースの音楽制作ソフトには『ACID シリーズ』などがありますが、他のループシーケンスソフトと大きく違うところは、コードを指定することができるため、MIDIフレーズ素材をコード進行に連動させて扱うことができるところです。

オーディオ・フレーズ素材だとマイナーコードをメジャーコードに変更するといったことは基本的に難しいですが、MIDIフレーズは簡単に変更をすることができます。

尚「基本的に難しい」と書いたのはDNA(Direct Note Access)テクノロジーを搭載した『Melodyne』の上位版「Melodyne Editor」と「Melodyne Studio」はオーディオフレーズのコードも解析でき、マイナーコードをメジャーコードに変更することができます。

ただし、確かにDNAテクノロジーを搭載した『Melodyne』は凄いのですが、やはりコード楽器の分析には限界があります。

オーディオ/MIDIフレーズ

Singer Song Writer Loops 画像02

64ビットネイティブ対応になり、サウンドクオリティーが向上したのも魅力ですが、何と言っても『Singer Song Writer Loops』の最大の特徴は、オーディオ/MIDIフレーズをドラッグ&ドロップして直感的な操作で楽曲制作ができることです。

基本のバックトラックメイキングは「選ぶ、配置する、繰り返す」の3ステップのマウス操作でできます。

そこで重要になってくるのがフレーズ素材ですが、『Singer Song Writer Loops』には、使用する範囲の設定が可能な、4,000種類のAUDIOフレーズ素材(ACIDファイル)と、3,400種類のMIDIフレーズ素材が収録されています。

付属するオーディオ/MIDI素材はEDM、トランス、ディスコ、テクノ、ハウス、ロック、ポップス、アニソンをはじめとする約70ジャンルです。

また730種類のコード進行素材をあらかじめ収録していますので、音楽の知識がない人でも本当に簡単にバックトラックを制作することができます。

VSTプラグイン・シンセ(VST3/2)

Singer Song Writer Loops「LinPlug CrX4」

あらかじめ「Roland Hyper Canvas」「Roland VSC」「LinPlug Alpha 3」「LinPlug CrX4」の4つのソフトシンセが搭載されています。

マルチティンバー形式の音源が256音色+9ドラムセットの「Roland Hyper Canvas」と902音色+26ドラムセットの豊富な楽器音を収録する「Roland VSC」です。

シンプルな構造のアナログシンセサイザー「LinPlug Alpha 3」と、強力なアルペジエーターも装備する5種類のジェネレータを搭載したサンプルベースのソフトシンセサイザー「LinPlug CrX4」もありますので、個性的なサウンドも作ることが可能です。

正直なところ数が少ないですが、サードパーティー製のVSTi対応のソフトシンセを『Singer Song Writer Loops』に追加して使用することもできます。

VSTプラグインエフェクト(VST3/2)

Singer Song Writer Loops「LinPlug relectro」

搭載エフェクトは「LinPlug relectro」「6Band EQ」「MAXIMIZER & LIMITER」「RMS COMPRESSOR」「STEREO DELAY」「PITCH SHIFT」「REVERB2」「Adv. Pitch Shift2」「Pitch Correct」など26種類が収録されています。

リアルタイムにピッチを検出して、ピッチ補正してくれる「Pitch Correct」であったり、全体の音量・音圧をアップすることができる「MAXIMIZER & LIMITER」も搭載されています。

特にエフェクターに関しては書くこともありませんが、シンセライクなドラムループやサンプルを独創的に変化させるために特化された「LinPlug relectro」や、ピッチとフォルマントを独立してコントロールすることのできる「Adv. Pitch Shift2」は面白いかなと思います。

ボーカロイドとの連携

Singer Song Writer Loops「Vocaloid ReWire」

ReWireにも対応するので、『Singer Song Writer Loops』と他の音楽ソフトとの連携することも可能です。

「VOCALOID3 Editor」「VOCALOID4 Editor」をReWire対応のアプリケーションとして扱えるVSTプラグインも収録しています。

そのため、VOCALOIDに興味があり、音楽を始めてみたいという人などには、楽器が弾けなくても、簡単に格好良いバックトラックの作成ができるので、メロディーだけ作れば『Singer Song Writer Loops』のみでボカロ作品は作ることができます。

 
 

ファイルの読み込みは「MIXTUREソング(mx2/.mxt)」「SSWソング(.ss9)」。ファイルの保存形式は「MX2形式(mx2)」「Lite9形式(.lt9)」「SSW形式(.ssw)」「MIDIファイル 0/1 (.mid)」となります。

MIDI編集、AUDIOレコーディング、ミキシング&オートメーション、マスタリングなど、基本的なことはできますので、初心者の人などは、メインソフトとして活躍すると思います。

中〜上級者は『Singer Song Writer Loops』をプリプロ用、もしくは価格も安いので素材集として活用して、書き出した後にしっかりとしたDAWソフトで作業することがオススメです。



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Singer Song Writer Loops | DTM・DAWソフト比較ナビ(公開日:2017年01月13日)

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